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各地の鉄道あれこれ07 |
全国各地の鉄道の話題あれこれについて紹介します。 |
東京駅と踏切5題 その7特別編 地下鉄銀座線の踏切 |
東京駅と踏切シリーズの特別編です。これが本当の最後です。これを含めると、「東京駅と踏切6題」となります。
では6番目の特別の踏切を紹介します。 |
JR・私鉄・地下鉄を問わず東京駅に一番近い踏切です |
この踏切は地下鉄の踏切と言うことで、かなり有名な踏切です。どこにあるのかといいますと・・・。 |
この地図07は、これまでの説明の地図のどれよりも東京駅に近い部分を示したものです。 |
もっとも、帝都高速度交通営団としての2番目の地下鉄、丸の内線が開通するまでは、「銀座線」という名称は存在しませんでした。丸ノ内線開通直前の1953(昭和28)年に、銀座線という名称が決まりました。 |
踏切は地下鉄東京メトロ銀座線の支線にあります。 |
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1989(平成元)年の航空写真ですからちょっと古いですが、基本的な位置関係は同じです。 |
銀座線の踏切の話は、結構有名な話ですから、これまでも聞いたことがある方も多いと思いますが、ここで問題にしているのは、その場所です。 |
お待たせしました 地下鉄の踏切です |
といってもすぐに踏切の写真は出てきません。まずは上野駅です。 |
写真07−01 上野駅 (撮影日 08/08/13) |
地下鉄東京メトロ銀座線上野駅の構内です。銀座・渋谷方面行き線路のホームの先端から、上野の次の上野広小路駅方面を撮影しました。 |
写真07−02 東京メトロ丸ノ内線神田川橋梁 (撮影日 07/06/13) |
ここで突然ですが、東京メトロ丸ノ内線です。銀座線が■のラインに対して、こちらは■のラインです。先頭車両のこちら側に第3軌条が見えます。もちろん、反対側の線路にもあります。この撮影場所は、JR御茶ノ水駅のすぐそば、丸ノ内線が一度地上に出て神田川を渡る橋梁部分です。 |
写真07−03 上野駅 (撮影日 08/08/13) |
話を戻します。 |
写真07−04 東京メトロ本社ビル (撮影日 08/08/13) |
上野駅を出ると、目の前に東京メトロの本社ビルが目に入ります。正確には東京地下鉄株式会社です。(東京都台東区東上野三丁目19番6号) |
すぐに東京メトロ銀座線踏切が見えてきます。 |
写真07−05 道路と踏切 (撮影日 08/08/13) |
北を向いて昭和通りを5分ほど歩いて、ふたつ目の信号を右に曲がると、すぐに踏切が見えます。この写真では、どこにそんな重要な踏切があるのかな、という感じです。 |
この踏切には、通常の踏切にはない仕掛けがあります。 |
写真07−06 踏切南側 (撮影日 08/08/13) |
これがその踏切の南側部分です。 |
写真07−07 南側第3軌条部分 (撮影日 08/08/13) |
これがその高圧電気が通る第3軌条の末端部分です。 |
踏切の北側は検査場(車庫)です |
電車は地下から上がってきて、道路(踏切)を渡って、北側の検査場(車庫)に入ります。踏切を通過する電車の写真の前に、北側の検査場の様子を紹介します。 |
写真07−08 踏切北側 (撮影日 08/08/13) |
こちらは踏切の北側です。同じく西側の線路には厳重なゲートが設置されています。 |
写真07−09 検査場 (撮影日 08/08/13) |
検査場の内部です。見えるだけで地下鉄車両4編成が待機したり検査を受けています。 |
写真07−10 検査場アップ (撮影日 08/08/13) |
検査場の車両の西側部分をアップしました。線路の幅がとても広く見えます。錯覚ではありません。銀座線は、軌間1435mmの広軌です。新幹線と同じです。 |
写真07−11 (撮影日 08/08/13) |
東側部分のアップです。構内にも第3軌条が設置されていて、普通の線路のおもむきとはまた違います。 |
地下鉄電車通過します |
さてさて、私がこの踏切にやってきたのは、2008年8月13日(水)の午後0時半過ぎです。この踏切はいつ頃どんな加減で電車が通るのでしょうか?よもや検査場へ入る時刻表が公開されているわけはありません。
嬉しいことを聞いたので、トーストを食べるのもそこそこにして、午後1時18分、早速踏切に戻りました。こういうシチュエーションで、1時間ぐらい電車を待つのは、まったく平気です。 |
写真07−12 地下鉄銀座線澄み切り東側から (撮影日 08/08/13) |
踏切を通過する地下鉄電車を撮影するため、踏切の東側でスタンバイしました。奥の道路は、昭和通りです。高架上を首都高速1号線が通っています。 |
待つこと数時間というとドラマチックですが、この時は、何と、たったの5分、午後1時23分頃、信号機がカンカンとなり始めました。あっけなく、地下鉄電車が検査場から出て来て、踏切をさっさと渡って地下のトンネルに潜っていきました。 |
写真07−13 (撮影日 08/08/13) |
車を何台も止めて迷惑かけるというわけではなく、また、わざわざ岐阜くんだりから撮影に来ている人間がいることも気にもとめず、銀座線電車は何事もなく、過ぎていきました。 |
写真07−14 (撮影日 08/08/13) |
電車が来ない時は閉じていた厳重なゲートは、電車の通行に邪魔にならないように、一番上に上がっています。 |
写真07−15 (撮影日 08/08/13) |
電車が入ってしまったトンネルの中を、厳重な柵の網越しに撮影しました。 |
この銀座線の踏切の紹介で、東京駅と踏切シリーズ、「東京駅と踏切5題」(実は6題)をすべて終わります。 お疲れ様でした。 |
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