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今回は九州新幹線さくら号で鹿児島へ | 先頭へ ||旅行記目次へ| |
夏の旅行で、九州に行ってきました。鹿児島と関門海峡です。名付けて九州両端旅行です。 |
妻は、NHK大河ドラマ『篤姫』の大ファンで、今も、4回目の再放送とかを見ていますので、鹿児島が行きたいところ一番ということになりました。
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岐阜県からだと、鹿児島まで飛行機を利用するか、新幹線を利用するかは、微妙なところです。料金と節約できる時間の兼ね合いです。 |
朝、30分早く出発することと、12,000円多く支払うと、2時間弱の節約。「これなら飛行機」という発想の方があっても、不思議ではありません。ANAの場合、往復運賃なら、さらに片道分で3,100円安くなります。
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写真01-01 九州新幹線 (撮影日 12/08/05) |
写真01-02 ゆったり4席 (撮影日 12/08/05) |
九州新幹線さくら号です。車内の横1列・4席はとても魅力です。これなら新大阪から4時間でも、苦痛ではありません。 |
<九州両端旅行行程図> |
訪問地を順に説明します。 |
南の端 鹿児島 3題 | 先頭へ | |
九州両端旅行というタイトルを付けた以上は、両方の端を訪問しなければなりません。 |
その1 鹿児島中央駅 | 先頭へ | |
その最初は、九州新幹線の終点の駅、鹿児島中央駅です。名古屋から5時間かけて、JRの南西の端っこの駅につきました。正確には、新幹線の端っこの駅です。 |
写真01-03 鹿児島中央駅 (撮影日 12/08/05) |
写真01-04 鹿児島中央駅(撮影日 12/08/05) |
2004年の九州新幹線暫定開業の際に新しく整備され、それまでの西鹿児島駅から鹿児島中央駅へと生まれ変わりました。ここには、大学生の時、1973年に1度夜行列車で来たことがあります。その時とはすごい様変わりです。その時、駅の前のラーメン屋さんでラーメンを食べました。おばちゃんの鹿児島弁がほとんどわからなくて、友人と「さすが鹿児島」と感激しました。今回も駅前の屋台で黒豚ラーメンを食べましたが、店員のお兄ちゃんの言葉は普通に通じました。(^_^) |
写真01-05 鹿児島中央駅(撮影日 12/08/05) |
写真01-06 鹿児島中央駅(撮影日 12/08/05) |
左:観覧車から見た鹿児島中央駅新幹線ホーム。九州新幹線は背後のトンネルから出て東進し、南北に走る鹿児島本線に垂線の形で交わって終点となっています。 |
写真01-07 鹿児島本線(撮影日 12/08/05) |
写真01-08 駅前の留学生群像(撮影日 12/08/05) |
3階の新幹線ホームの先頭車両の端からの撮影です。1階には、新幹線と直行する形で南北に鹿児島本線の鹿児島中央駅があります。左端の黄色い列車は、指宿・枕崎線のディーゼルカーです。陸橋の奥の電車は鹿児島本線の電車です。 |
都道府県庁所在地の駅の前の広場にどういうモニュメントを飾るか? |
写真01-09使節・留学生像(撮影日 12/08/05) |
写真01-10 説明板(撮影日 12/08/05) |
左:駅前広場にある使節・留学生の群像です。 |
生麦事件において謝罪をおこなわない薩摩藩に対してイギリスは鹿児島湾に艦隊を派遣し、1863年に薩英戦争が起きます。この戦いでイギリスや西洋軍事技術の優れた点を肌で理解した薩摩藩は、幕府の許可を取らずに無断で藩の使節と留学生をイギリスに派遣しました。当時は日本人の渡航は原則禁止のため、南西諸島への出張という名目で船出し、イギリスではみな変名を使いました。3使節は、新納久修(34歳)、松木弘安(34歳)、五代友厚(31歳)。留学生は、森有礼ら15名でした。 |
その2最南端の駅二つ 最初は西大山駅 | 先頭へ | |
私たちのこの旅行の最初の訪問地は知覧でしたが、この報告は3ページに回して、あと二つの南の端を紹介します。 |
写真01-11 単なるローカル駅(撮影日 12/08/05) |
写真01-12 西大山駅の位置(撮影日 12/08/05) |
この指宿枕崎線の西大山駅は、鹿児島中央駅から1,250円、時間にして2時間弱と鹿児島市からは遠く離れた駅です。もちろん無電化・単線で片面の短いホームに、ディーゼルカーが1日に上下各8列車が通るのみのローカル線の駅です。上りは、9:01発の次は、14:17発までありません。 |
※例によって、黒板をクリックしてください。答が現れます。 |
西大山駅は、最南端の駅といっても、終点の駅ではありません。指宿から枕崎へつながる路線の途中駅ですが、緯度的に最南端になっているというわけです。そういう意味では単なる通過駅です。ここでは、あえて、「端の駅」としています。 |
写真01-13 佐世保駅 (撮影日 10/06/18) |
写真01-14 線路は続く (撮影日 10/06/18) |
出張の帰りに立ち寄ったJR佐世保線の終着駅、佐世保駅です。日本最西端の駅の標識があります。しかし、終点の駅の割には、ホームの端には、まだ西の方にむかって、線路が続いています。これはなんの線路? |
最○端の駅で、本当の端っこの駅(行き止まりの駅)は、最北端の宗谷本線の稚内駅だけです。残念ながら私は、4つの端の駅のうち、ここだけはまだ行ったことがありません。 |
回り道をしました。JR指宿・枕崎線の西大山駅の紹介です。 |
写真01-15 北緯31度11分(撮影日 12/08/05) |
写真01-16 鐘もあります(撮影日 12/08/05) |
写真01-17 幸福の黄色いポスト(撮影日 12/08/05) |
写真01-18 開聞岳 (撮影日 12/08/06) |
駅の西には、九州南端の名峰、開聞岳が臨めます。薩摩富士という別名です。円錐形の本当にきれいな山の形です。 |
写真01-19 枕崎行き (撮影日 12/08/06) |
写真01-20 指宿行き (撮影日 12/08/06) |
右は西大山駅と大山駅との間にある陸橋からの撮影です。写真18~20は、8月6日の早朝の撮影です。妻の批判を防ぐため、自分一人早起きして、一番列車を撮影に行きました。こういうときレンタカーは便利です。 |
写真01-21 開聞岳の後に夕陽が沈みます。頂上が見えない開聞岳の標高は924mです。(撮影日 12/08/05) |
上の地図は、Google から正式にAPIキーを取得して挿入した、鹿児島県薩摩半島南部(開聞岳・山川・指宿)の地図です。 |
左に開聞岳、中央に薩摩半島最南端の長崎鼻、そして右に山川港です。 |
その3最南端の駅二つ 二つ目は山川駅 | 先頭へ | |
指宿・枕崎線の駅は、西大山・大山・山川・指宿と続いています。 |
写真01-22 JR指宿・枕崎線山川駅 (撮影日 12/08/05) |
山川湾にへばりついた国道沿いの駅です。 |
なんの条件も付けない「最南端の駅」は、西大山駅です。ということは、山川駅は、何か条件付きの最南端の駅ということになります。さてその条件とは? |
写真01-22 山川駅正面 (撮影日 12/08/06) |
写真01-01 カエル (撮影日 12/08/05) |
山川駅正面の標識には、「日本最南端の有人駅」とありました。なるほど。 |
山川については、いろいろ面白いことがあります。 |
【九州両端旅行 参考文献一覧】
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