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ついに行きました 東北地方震災被災地 | 先頭へ ||旅行行程図(目次)へ|12/03/04 |
2011年のあの日あの時から1年がたとうとしています。
かくて、通常の土日の2日の間に、東北観光と震災地訪問という、いささか強硬スケジュールの計画が立てられました。訪問地は、宮城県遠刈田温泉(とおがったおんせん)、蔵王、岩手県一関、陸前高田、そして宮城県気仙沼となりました。 |
土曜日の朝に出発するという計画では、宮城県到着は昼頃になってしまいます。 |
写真01-01 3列座席バス (撮影日 12/02/24) |
写真01-02 足置き台付き (撮影日 12/02/24) |
片道7000円だけのことはあって、豪華なバスでした。「プライベートカーテン」が付いていて、左右から覗かれる心配はありません。ただし、やはりバスの中で眠るわけですから、ぐっすりというわけにはいきません。また、東名高速で途中2回トイレ休憩がありますから、どうしても睡眠は分断されます。しかも朝5時頃には最初の目的地横浜についてお客が降りますので、朝も早くなります。いいバスでしたが、それでもやはり疲れがたまって、25日の夜は、遠刈田温泉のホテルで爆睡しました。 |
まずは蔵王の樹氷見学 雪上車で樹氷原めぐり | 先頭へ ||地図と目次へ| |
このページでは、震災被災地訪問の前に、宮城県遠刈田(とおがった)温泉から向かった蔵王の樹氷めぐりについてレポートします。 |
遠刈田温泉(宮城県蔵王町) | 先頭へ ||目次と地図へ||日程と費用へ| |
白石蔵王駅はこの日は大雪でした。ここから宮城交通バスで遠刈田温泉へ向かいました。 |
写真01-03 白石蔵王駅 (撮影日 12/02/25) |
写真01-04 遠刈田温泉行きバス(撮影日 12/02/25) |
白石蔵王駅に到着。雪の朝です。宮城交通の遠刈田温泉行きバスは雪の中をそろりと出発です。途中何回も渋滞に出会い、バスは遅れました。 |
写真01-05 遠刈田温泉神の湯(撮影日 12/02/26) |
写真01-06 足湯 (撮影日 12/02/25) |
バスを降りたのは、宮城交通バスの遠刈田温泉本町バス停。 |
【蔵王地域の地図】 |
上の地図は、Google から正式にAPIキーを取得して挿入した、蔵王地方の地図です。 |
写真01-07 遠刈田温泉中心部(撮影日 12/02/25) |
写真01-08 蔵王ロイヤルホテル(撮影日12/02/26) |
ホテルは、豊かな温泉と夕食・朝食バイキングで、一人9,500円とお値打ちでした。温泉は硫酸塩泉で足腰の病に効能があるとされています。膝も腰も調子の悪い私は、十分につかりました。 |
写真01-09 宮城蔵王ロイヤルホテルの11階の客室からみた蔵王 烏帽子岳 (撮影日 12/02/26) |
樹氷めぐり(すみかわスノーパーク)| 先頭へ ||目次と地図へ||日程と費用へ| |
遠刈田温泉神の湯から送迎バスで40分ほど上ると、すみかわスノーパークにつきます。ここが雪上車による「樹氷めぐり」ツアーを企画しています。 |
写真01-10 スノーパーク(撮影日 12/02/25) |
写真01-11 ゲレンデ案内板 (撮影日 12/02/25) |
すみかわスノーパークは、初級者から上級者向けまで、いくつかのゲレンデがある大きなスキー場です。ここが樹氷めぐりの出発地です。 |
写真01-12 雪上車 (撮影日 12/02/25) |
写真01-13 雪上車の乗降口(撮影日 12/02/25) |
樹氷めぐりのツアーは、午前11時と午後1時の2回催行されます。私たちは1時のツアーに参加しました。雪上車には4列の席があり、すし詰めで30人程が乗車しました。 |
すみかわスノーパークから出発する樹氷めぐりツアーの雪上車は、最初はスキー場のゲレンデの中を上ります。先導役のスノーモービルが走り、上から滑り降りてくるスキーヤーやボーダーに向けて警戒のサイレンを発しながら慎重に上ります。 |
写真01-14 赤い大黒天(撮影日 12/02/25) |
写真01-15 深い積雪 (撮影日 12/02/25) |
上の写真は雪上車の中からの撮影です。窓に紫のフィルムが貼られていますので、窓越しに撮影した写真にも色が付いています。 |
雪上車で出発してからおよそ45分ほどかかって、五色岳の頂上下までたどり着きました。 |
写真01-16 さらさらの雪 (撮影日 12/02/25) |
写真01-17 固まりません(撮影日 12/02/25) |
降り積もっているのはさらさらの雪です。いくら手で固めようとしても、固まりません。この雪では雪合戦はできません。 |
写真01-18 樹氷のアップです(撮影日 12/02/25) |
写真01-19 同じくアップです (撮影日 12/02/25) |
樹氷は空気中の冷たい霧の粒(過冷却状態)が、風に吹き飛ばされつつ、これまた冷たい樹木に当たって、氷となって形成されるものです。過冷却状態とは、本来ならば氷となるはずの零度を下回ってもまだ液体状態で空気中に存在している場合を言います。したがって、樹氷は雪が降り積もってできたのではありません。あくまで氷です。 |
写真01-20 樹氷原 いろいろな形の樹氷が見られます (撮影日 12/02/25) |
右側のはほとんどゴジラです。左側の丸いのは、猿の頭部のように見えます。 |
写真01-21 これは大きな妖怪か、ミッキーマウスのようにも見えます (撮影日 12/02/25) |
これで晴天ならば、蔵王連峰を背景に青空と白い樹氷群という写真ができあがったわけですが・・・・。残念。 |
仙台から一関へ | 先頭へ ||目次と地図へ||旅行日程と費用へ| |
おいしい食事と温泉と爆睡で満足した私たちは、26日朝は、早く起きて、三陸海岸訪問の準備をしました。 |
写真01-22 宮城交通高速バス(撮影日 12/02/26) |
写真01-23 仙台駅 (撮影日 12/02/26) |
前日の雪が路面にあり、バスが遅れることを心配しましたが時間通り、仙台駅に到着しました。仙台も昨日の雪が残っていました。 |
写真01-24 秋田行きこまち (撮影日 12/02/26) |
写真01-25 貸しきり (撮影日 12/02/26) |
仙台から一関からは、節約のため自由席特急券を購入して、はやて+こまち号に乗りました。ホームの案内放送で、「全車指定席」と聞いたので、車掌に確かめると、「仙台以北は空席ができますので、自由席特急券で指定席に乗っていただいてもかまわないことになっています。ただし、指定席券をもったお客様がおいでになった時は席をお譲り下さい。」とのことでした。 |
だんだん雪深くなっていく窓外の景色を眺めていると、10時21分、予定通り列車は一ノ関駅に到着しました。 |
【蔵王・南三陸旅行1 蔵王の樹氷 参考文献一覧】
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