岐阜県の東海道線あれこれ24付録3
 貨物操車場・ターミナルの過去と現在3 郡山

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 1975年の郡山操車場

 日本で初めての自動化操車場、福島県郡山操車場。1968年開業。地図左手の方向からハンプ(貨車を自動で操車場線へ落とし込むための起伏)を越えて送られた貨車は、貨車重量・貨車速度・風向風速などが測定されたのち、ポイントによって編成別に仕分けされ、さらに、カーリターダ(自動制御器)によって速度が調節されてすでに停車している貨車群に向かい、その端に自動的に連結されます。全体のコントロールは、コントロールセンターで行われます。
 このシステムはターゲットシューティング方式と呼ばれました。
  ※参考文献2 『写真で見る貨物鉄道百三十年』P164-165


 現在の郡山貨物ターミナル

 上の写真は、Google から正式にAPIキーを取得して挿入した、現在の郡山操車場跡(現在は郡山貨物ターミナル)の写真です。上の1979年の地図と違って、上側が北です。
 郡山貨物ターミナル駅は、操車場に隣接して1977年に開業しました。操車場が廃止されるとともに貨物ターミナル駅としての機能を高め、1990年に改修工事が完成し、東北地方で初めての着発線荷役方式の駅となりました。   


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