2013-01
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147 2013年01月01日(火) あけましておめでとうございます。平成25年の年頭所感です。    

 あけましておめでとうございます。
 2013(平成25)年があけました。ここ数年は、1月1日に日記をアップロードするという習慣はなかったのですが、今年は久しぶりに、ちゃんと書きました。
 まずは、今年の干支、ヘビさんです。


 写真−01 我が家に住まうヘビ君 (撮影日 12/07/14)

 今年は「巳年」ですから、年賀状はヘビのキャラクターでいっぱいです。しかし、こうやって実物の写真を見ると、あまりファンにはなりたくありません。
 ヘビは、12の干支の実在の動物(龍を除く11種類)中では、日常的にはもっとも親しまれてない動物かと思います。まあ、虎・猪が大好きという人はいないかもしれませんが、ヘビが嫌われるのとはちょっと意味合いが違います。
 写真のヘビは、我が家の軒先にいたものです。自然豊かな丘陵がすぐそばにある我が家には、ヘビ・カエル・ヤモリなどいろいろな動物が遊びや狩猟にやってきます。(→日記「我が家で「狩猟」する小動物」「ヤモリ報告 我が家はヤモリの巣?
 母や妻は、カエルやヤモリにはあまり目くじらを立てませんが、ヘビを見るとすぐに私に撃退命令を発します。マムシならともかく、ふつうのヘビに対してもです。
 年賀状の世界と現実の世界の格差が大きい動物です。
 


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 最初は、アメリカの友人、スティーブからの贈り物の話です。



 写真−02・03 スティーブ夫妻と馬 
 (撮影日 左:12/03/22 右:2012年夏)

 馬をこよなく愛する夫妻は、馬の世話や馬と楽しむことに多くの時間を費やしています。
 左の撮影場所は不明ですが、ワイルドな感じが素敵です。
 右は、新しい馬です。前の愛馬が一昨年亡くなったため、新しく購入した馬です。
 奥さんのメアリーは、昨年度限りで定年前に中学校の先生を辞め、この夏からは専業主婦となり、馬への肩入れも前にも増して強くなりました。
 とてもうらやましい環境です。
 夫スティーブは、来年65歳ですが、まだ現役の高校教師です。来年9月以降も学校から雇用の約束がなされており、その準備に今から多くの時間を費やしています。


 いつもいろいろ気遣ってくれるスティーブから、クリスマス前にメールが届きました。
 「昨日、小包を送った。君の名前で送ってあるが、実は君の息子のK夫妻宛の小包だ。アメリカでは、こういう場合に贈るプレゼントとしては、よくあるパターンのもので、特別のものではないが、私たちのお祝いの気持ちだ。


 写真−04・05 スティーブ夫妻の贈り物  キリンの人形 (撮影日 12/03/31)


 送られてきたのは、高さ15cmほどのキリンの人形でした。頭でも、お腹でも、足でも、どこを押さえても、「プキュ」とかわいい音がします。
「Kの子どもが生まれたあと、赤ん坊が少し大きくなって、ものをつかんだりできるようになったら、あげてほしい。とても気に入ると思う。」
 スティーブ夫妻から、長男K夫妻の子どもの誕生に対するプレゼントでした。子ども、つまり私の孫は、1月の中旬に生まれる予定です。
 ついに、57歳にして、
本物のじいさんになります。


 写真−06 勤務先から岐阜市内遠望 (撮影日 11/12/19)

 岐阜市以外のお住まいの方のために、職場の近くの建物から撮影した、岐阜市中心部を南西側からみた写真です。
 左側の一番高い峰が金華山です。頂上に岐阜城があります。
 中央の二つのビルは、高い方が以前からあった
岐阜シティー・タワー43で、低い方は、今年完成した、岐阜スカイウイング37です。駅前に、ツインタワーが完成しました。


 今年、未来航路で表現したいことが、とりあえず三つあります。

 一つ目は、先月の伊豆下田旅行記(→日記:「伊豆半島小旅行記」)でも書きましたが、
江戸幕末のいろいろな話、様々な人生を歩むことになった漂流民ペリーの来航、反射炉大砲の鋳造、などなどを各地を取材して撮影した写真とともに書きたいと思っています。 


 二つ目は、「地歴公民科の若手の先生へ」と題して、私の思いを書いてみたいと思っています。
 この4月を迎えると、定年まであと2年となります。36年も教師をやってきたのですから、後輩にいろいろ話したいことはあります。現在アップロードしている「地歴公民科のわかりやすい授業とは」を大幅改訂して、あまり大風呂敷を広げずに、コンパクトに思いを伝えたいと思います。その中心は、認知心理学に基づく授業の改善で、「
授業のユニバーサルデザイン」と「アナロジーを意識した考える授業」の工夫になると思います。 


 三つ目は、「福島旅行記」を書きたいと思っています。
 2013年のNHK大河ドラマは、会津藩を舞台にした、綾瀬はるか主演の「
八重の桜」です。きっと、今年の「平清盛」とは違って、ヒットするに違いありません。悲劇の会津藩、頑張る女性、最後はハッピーエンド。ヒット間違いなしです。
 会津若松には、2006年の12月に一度行ったことがありますが、再訪の価値は十分です。
 
 そして、福島に行きたい理由がもう一つあります。
 福島第一原子力発電所・第二原子力発電所に近づけるところまで近づいて、「事実上、人が住めなくなっている国土」を見てきたいと思います。
 私は、あまり政治的な活動を前面に押し出すタイプではありませんが、教師として、
原発の現実を見てきたいと思っています。
 なかなか理想的な教育はできませんが、
陸前高田と気仙沼を訪問したときのように(→「蔵王・南三陸旅行2・3」)、リアリティを求める気持ちを忘れないようにしたいと思います。


 今年もよろしくお願いします。

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