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銃砲と歴史3-8 |
銃砲と歴史について、シリーズで取り上げます。 |
高島秋帆と高島平8 徳丸ヶ原・高島平写真集10/02/28 作成 |
|写真集はこの下にあります| |
その後の高階秋帆 | このページの先頭へ | | ||||||||||
1841年5月に、高島秋帆は板橋宿西北の武蔵徳丸ヶ原で演習を実施しました。火砲の発射、歩兵・騎兵・砲兵の動きなど、予定どおりに進み、演習は成功裏に終了しました。
これらは実際に該当する事実は全くなく、すべて鳥居耀藏やその関係者の秋帆を陥れるための讒言によるものだったのです。 |
高島秋帆略歴(後半) ※前半はこちらです→P1へ |
※この年表は、石山滋夫前掲書等を参考に作りました。(参考文献リストはこちらです→P1へ) |
1841年 |
(天保12) |
5月 |
秋帆、幕命により、武蔵徳丸ヶ原で西洋砲術の演習を行う。 |
1842年 |
(天保13) |
10月 | 高島秋帆が逮捕される。 |
1843年 |
(天保14) |
1月 |
秋帆は江戸に送られ、直接鳥居耀藏の取り調べを受ける。 |
1845年 |
(弘化2) |
2月 |
老中水野忠邦、罷免される。鳥居耀藏、町奉行罷免。翌月、禁錮。 |
1846年 |
(弘化3) |
7月 |
高島秋帆、中追放の判決を受け、武蔵岡部藩の安部虎之助陣屋へお預けとなる。 |
1853年 |
(嘉永6) |
6月 |
アメリカ東インド艦隊司令長官ペリー提督、浦賀へ来航。 |
1855年 |
(安政2) |
7月 |
秋帆、御普請役となり御鉄砲方手付教授方頭取を命じられる。 |
1856年 | (安政3) | 7月 | 西洋砲術の開祖として賞詞を受ける。 |
1857年 |
(安政4) |
12月 |
講武所砲術師範役を命じられる。 |
1866年 | (慶応2) | 1月 | 秋帆、江戸小石川の自宅で病没。 |
話のネタになる高島秋帆エピソード | このページの先頭へ | | ||||
高島秋帆は、幕末の砲術の発展に偉大な業績を残しました。
次に装備の用語です。ではここで一つ、クイズです。 |
※例によって、黒板をクリックしてください。正解が現れます。 |
紙で包まれた弾薬包(紙製カートリッジ)をオランダ語で「パトロン patroon」と言いましたが、それに使われていた紙が、現在「ハトロン紙」と呼ばれているものです。 |
※例によって、黒板をクリックしてください。正解が現れます。 |
ransel は、本来歩兵用の背嚢(はいのう、つまり、背中に背負う袋のことですが、転じて小学生が背負っているランドセルと言う言葉に残っています。 |
徳丸ヶ原・高島平写真集 | このページの先頭へ | |
さて、この「高島秋帆と高島平」のシリーズも、これで最後です。 |
写真08−01 写真05−02 (撮影日 10/02/06) |
写真05−01 地下鉄都営三田線の高島平駅に入ろうとする先頭車両からの撮影です。 |
写真08−03 写真08−04 (撮影日 10/02/06) |
写真08−03 高島平駅の西端から、次の西高島平駅を遠望した写真です。この駅のさらに西に、三田線の現在の終点、新高島平駅があります。 |
写真08−05 高島平駅の俯瞰写真です。演習は、この駅から西方の、西高島平駅・新高島平駅にかけて行われました。 (撮影日 10/02/06) |
写真08−06 写真08−07 (撮影日 10/02/06) |
写真08−06 地下鉄高島平駅の西端にある広い道路の北端に、徳丸ヶ原公園があります。 |
写真08−08 写真08−09 (撮影日 10/02/06) |
写真08−08 徳丸ヶ原公園です。 |
写真08−10 公園中央にある演習の記念碑。1922(大正11)年の建立です。(撮影日 10/02/06) |
写真08−11 萬吉山松月院の正門です。(撮影日 10/02/06) |
写真08−12 松月院内の高島秋帆の記念碑。左手に白梅が咲きにおっています。(撮影日 10/02/06) |
写真08−13 松月院から西側の坂を下った場所にある、東京都板橋区立郷土資料館です。目玉の収蔵品は・・・(撮影日 10/02/06) |
写真08−14 館外に3門、館内に1門、大砲が展示されています。(撮影日 10/02/06) |
写真08−15 高島秋帆が用いたものと同型のモルチール砲。(撮影日 10/02/06) |
本当は、前ページの「年表01銃の発達年表」のように、「年表2 砲の発達年表」を掲載しなければなりません。 ここまでで、「高島秋帆と高島平」、含む「西洋砲術(特に歩兵銃)の歴史と日本」を終わります。最後まで読んでいただいてありがとうございました。 |
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