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戦艦大和について考える2
戦艦大和について考えます。その実像とは?
 
 大人気、大和オープンセット 06/01/07記述追加
 広島県の二つの施設                           | このページの先頭へ | 

 映画「男たちの大和YAMATO」の公開によって、広島県にある2つの施設、撮影の時に作られた尾道市にある実物大の「大和オープンセット」、呉市にある「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」が大人気です。
 早速、2006年1月3日に一度に両方行ってきました。

私の住む岐阜からどうやって1日で両方見ることができたか、参考にもなりませんが旅行日程を示します。
1月2日21:30岐阜発−(名神高速道路・中国自動車道路・山陽自動車道路)−3日01:40福山SA着(仮眠)、07:40福山SA発−08:20尾道オープンセット着
11:30尾道発−13:00呉大和ミュージアム着、16:00呉発−4日01:00岐阜着


 写真A・B、広島県の尾道市、呉市、広島市の位置は、マークの通りです。

 岐阜から尾道市までは、およそ400kmあります。
尾道から呉までは、山陽自動車道路の尾道−西条間を経由して、およそ100kmです。つまり岐阜−呉間は、およそ500kmです。 

写真A・Bは、いつも使っている「NASAのWorld Wind」からの借用写真から作成しました。
「NASAのWorld Wind」の説明はこちらです。


 尾道市の大和オープンセット                                    | このページの先頭へ | 

 尾道市の大和オープンセットは、尾道市の向島にあります。
 向島は、尾道水道をはさんで尾道駅の南に浮かぶ島です。
 現在は、中国と四国を橋で結ぶ3つのルートのひとつ、しまなみ海道が通っています。

 写真Bは、尾道市の航空写真です。セットは、向島の日立造船所の一部に作られています。写真の赤いの部分です。

Bの航空写真はいつも使っている「国土交通省ウエブマッピングシステム」によるものです。(こちらです。
しかし、1981年の写真ですから、しまなみ海道はまだ存在していません。

 
 開演時間は朝9時からですが、30分以上前に到着すると、もう、行列ができていました。
 施設のようすは、以下の写真をご覧ください。

 なお、撮影禁止だったため紹介できませんが、映画の撮影時に使った大道具・小道具(大和の烹炊所の飯炊きの釜、呉のバス停、海軍精神注入棒などなど)を展示している資料館があり、そこでは、撮影の様子を紹介する15分ほどのビデオの上映もなされています。 
 
【追加記述 13/09/08】『朝日新聞』2013年9月7日(土)の「be」の「映画の旅人 男たちの大和/YAMATO」から
 このセットの入場者は、100面人を越えたとのことです。

男たちの大和 原寸大ロケセットの観光情報のHPはこちらです。


艦首の菊の御紋章。クレーンが何とも言えません。

下まで写すと興ざめです。

  ※このページの大和セット写真は、すべて、2006年1月3日に撮影しました。


 3連装46センチ主砲の第2砲塔。後ろは、15.5センチ3連装第1副砲塔。

 その後ろに本当は艦橋があるはずですが、このセットにはありません。残念です。


 上と同じく3連装46センチ主砲の第2砲塔と15.5センチ3連装第1副砲塔を左サイドから写した写真。


 中央部の2連装12.7cm高角砲群。甲板から海側にはみ出て装備されているのは、3連装25mm機銃。


 主砲第1砲塔と第2砲塔横の甲板上の25mm3連装機銃座。


 25mm3連装機銃の詳細部分。


 1番副砲塔を真横から。


 艦橋横の12.7cm連装高角砲。及び、25mm3連装機銃座。


 セットの隣は、造船所の乾ドックです。この写真だけ見ると、建造中の軍艦のようです。


 尾道市の丘の上にある有名な千光寺から、尾道水道の向こうの大和セットを臨む。


 対岸からのアップ撮影。
 このセットは、大和の全長263mのうちの前から190m分しかありません。


セットの裏側の部分。

映画セットの通例で、鉄骨と木材で組み立てられています。


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