西濃鉄道石灰石専用列車と
大垣赤坂金生山14
 通称「矢橋ホキ」って知っていますか?貨物列車の1編成から産業と故郷を考えます。
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 名古屋臨海鉄道2 

 結局ページ13では、名古屋臨海鉄道の話と笠寺駅の話をしただけで、本題の矢橋ホキが名古屋臨海鉄道南港線へ入りる話は、触れずじまいでした。
 お待たせしました。このページで紹介します。


 笠寺駅 機関車切り離し 待機

 笠寺駅についた矢橋ホキは、そこで機関車がJRのEF65からディーゼル機関車に替わります。それに牽引されて、名古屋臨海鉄道に入ります。


 写真14−01   笠寺駅の貨物専用待避線に到着した矢橋ホキ 2番列車  (A積 撮影日 09/04/04)
 乙女坂駅を13:17に出発し、13:56に美濃赤坂駅からJR線に入った矢橋ホキ2番列車は、15:18に笠寺駅に到着します。

 写真14−02       (撮影日 09/04/04)

 写真14−03        (撮影日 09/04/04)

 停止位置につくとすぐに係員がやってきて、機関車を切り離します。


 写真14−04         (撮影日 09/04/04)

 写真14−05       (撮影日 09/04/04)

 矢橋ホキを切り離したEF65機関車は、矢橋ホキの最後尾をかわして、駅中央部の歩道橋を過ぎ、待避線北西隅の定位置へ行き、ここでもどって来る矢橋ホキを待ちます。


 写真14−06         (撮影日 09/04/04)

 写真14−07       (撮影日 08/07/19)

 EF65機関車の定位置です。パンタを下げて、ホキが石灰石をおろして戻ってくるのを待ちます。
 右は、名古屋臨海鉄道の機関車を待つ矢橋ホキです。跨線橋の上から撮影しています。


 写真14−08  待避線で名古屋臨海鉄道の機関車を待つ矢橋ホキ  (A積 撮影日 08/07/19)
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 名古屋臨海鉄道の機関車が来ました 出発です

 一人で待っていた矢橋ホキのもとへ名古屋臨海鉄道の青いディーゼル機関車が迎えに来ました。間もなく出発です。


 写真14−09    これが名古屋臨海鉄道の機関車、ND機関車です。     (撮影日 08/07/21)

 写真14−10       (撮影日 08/07/19)

 写真14−11        (撮影日 08/07/19)

 機関車がやってきて、矢橋ホキに連結されます。


 写真14−12       (撮影日 08/07/19)

 写真14−13       (撮影日 08/07/19)

 しばらくすると出発です。道路橋の下をくぐって、南のほうへ引かれていきます。


 写真14−14 矢橋ホキ出発                       (A積 撮影日 08/07/19)

 道路橋の向こうで、西へカーブして、東港駅へ向かいます。

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 名古屋臨海鉄道東港駅

 笠寺駅を出た矢橋ホキは、名鉄常滑線の大江駅と大同駅との間で同線を横切ります。しばらくすると、名古屋臨海鉄道東港駅着きます。


 写真14−15 東港駅                              (撮影日 08/07/21)

 これは名古屋臨海鉄道の東港駅のほぼ全景です。タンク車、通常のコンテナ車、そして、トヨタ専用コンテナ車が止まっています。


 写真14−16  トヨタ専用コンテナ                         (撮影日 08/07/21)

 写真14−17 トヨタ専用コンテナとND機関車                (撮影日 08/07/21)

 写真14−18     (A積 撮影日 08/04/28)

 写真14−19     (A積 撮影日 08/04/28)

 左:矢橋ホキがタンク車とコンテナ車の間に入ってきました。
 右:反対の南貨物駅方面からND機関車にひかれて積み荷がないコンテナが入ってきました。

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 東港駅出発

 名古屋臨海鉄道の路線はすべて単線です。上り線が入ってくると、次は代わりに矢橋ホキが出ていく番です。


 写真14−20 東港駅出発                      (A積 撮影日 08/07/21)

 これは、東港駅のすぐ南にある市道の歩道からの撮影です。この線路はその市道横切っていますが、そこには遮断機はありませんので、こんな写真が撮れました。


 写真14−21         (撮影日 08/04/28)

 写真14−22          (撮影日 08/04/28)

左:

トヨタ専用コンテナ車両と普通のコンテナ車両との間に1本空きの線路があります。

右:

その間に矢橋ホキが入ってきました。これは2番列車の16両編成です。(短い編成)
ここでこのまま次の日の朝の09:20の出発を待ちます。つまり平日は、2番列車は東港で夜を越すわけです。
ちなみに、すでに紹介したように、1番列車は、稲沢で夜を越します。(→こちらです。
 


 矢橋ホキ2番列車は、東港駅で反対向きの列車の到着を待つため30分ほど停車し、17:30に新日鉄駅を目指して、南港線を南下します。目的地までは、あと13分です。
 新日鉄駅の様子は、次のページ15で紹介します。

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 付録 別の日の東港駅

 ここでほかのサイトではあまり紹介されていない特ダネ写真を紹介します。(ちょっとオーバーかもしれませんが・・・・)
 上の写真とは別の日の東港駅の様子です。


 写真14−22    またまたトヨタ専用コンテナです。             (撮影日 08/11/09)

 トヨタ専用コンテナですが、上の写真14−16とは止まっている位置が違います。 


 写真14−23    東港駅の全景です。「あれっ」と異常に気付かれますか?  (撮影日 08/11/09)

 何が、「異常」かは、次の写真をご覧ください。 


 写真14−24 駅の東北部分のアップです。                  (撮影日 08/11/09)

 なんと、矢橋ホキの長編成(24両 右側)と短編成(16両)が、並んでいるではありませんか。
 なぜこうなっているかお分かりですか?
 時刻表(→こちらです)上は、平日は、土曜日は、矢橋ホキ2編成は、両方もしくはどちらかが活躍中で、夜も、泊まる場所は別々です。24両編成は稲沢、16両編成はこの東港です。なぜこの写真の中では一緒に写っているのか?

 実はこれは、日曜日の光景です。
 矢橋ホキが運休となる日曜日は、両編成とも丸1日ここに一緒にいるというわけです。 


 さて、写真14−20のように東港を出発した矢橋ホキは、5kmほど先の新日鉄駅に13分で到着します。
 次のページ15で説明します。 


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