西濃鉄道石灰石専用列車と |
大垣赤坂金生山04 |
通称「矢橋ホキ」って知っていますか?貨物列車の1編成から産業と故郷を考えます。 |
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美濃赤坂駅2 矢橋ホキ到着 |
前回に引き続いて、美濃赤坂駅の様子を説明します。 |
美濃赤坂駅の現状 |
美濃赤坂駅は、現在も広大な敷地をもっています。 |
地図02のように美濃赤坂駅には、旧国鉄線路と西濃鉄道線路が合計9本走っています。
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写真04−01 美濃赤坂駅 (撮影 1975年) |
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写真04−02 美濃赤坂駅 (撮影 1982年) |
写真04−03 美濃赤坂駅 (撮影 1987年) |
どの写真にも、たくさんの貨車が写っています。 |
写真04−04 駅西構内 (撮影日 08/07/05) |
写真04−05 駅東構内 (撮影日 08/12/23) |
現在では、駅構内には1日3往復登場する矢橋ホキ以外には、貨物車両は見られません。中央のホームには荷物が一杯積んであります。
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写真04−06 駅東構内 (撮影日 08/12/23) |
矢橋ホキ、空荷到着 |
後半は、空荷でやって来た矢橋ホキの機関車付け替えの様子をレポートします。 |
写真04−07 大垣方面からやって来たEF65と矢橋ホキ (美濃赤坂A空 撮影日 08/12/23) |
美濃赤坂線を進んできた矢橋ホキとEF65(この日は1072号機)は安楽寺大門踏切の手前で本線から脇線(貨物線1番)へ移ります。 |
写真04−08 安楽大門踏切 (美濃赤坂@空 撮影日 08/07/19) |
午前5時50分前、美濃赤坂駅の入口に当たる安楽寺大門前踏切を通過するEF65。矢橋ホキの1番列車空荷は、6時前に美濃赤坂に着きます。この写真は夏に撮影しましたから、太陽はすっかり昇って明るいですが、現在のような冬なら真っ暗です。 |
写真04−09 EF65、構内へ (美濃赤坂A空、撮影日 08/12/23) |
安楽寺大門踏切を越えたEF65は、直近の渡り線に入って1番線路から7番線路へ移動していきます。 |
写真04−10 矢橋ホキ構内へ (美濃赤坂@空 撮影日 08/07/19) |
7番線路に入り、定められた位置に停車する矢橋ホキ。 |
EF65からDDもしくはDEへ |
美濃赤坂駅まではJR貨物としてEF65に牽引されてきた矢橋ホキは、美濃赤坂駅構内で西濃鉄道のディーゼル機関車に付け替えられます。 |
写真04−10 到着 (撮影日 08/12/23) |
写真04−11 切り離し (撮影日 08/12/23) |
左:EF65−1072号機は、7番線路を白旗を振る係員の位置へ向かってそろりそろりと進み、停車します。 |
写真04−12 入れ替え (撮影日 08/12/23) |
写真04−13 バック (撮影日 08/12/23) |
左:ポイントの先まで来ると再び停車です。 |
写真04−14 DE10その1 (撮影日 08/12/23) |
写真04−15 DE10その2 (撮影日 08/12/23) |
左:EF65−1072号機が7番線路から6番線路へ渡ります。そしてだんだん遠ざかります。 |
写真04−16 DE10その3 (撮影日 08/12/23) |
写真04−17 DE10その4 (撮影日 08/12/23) |
左:DE10−501号機はポイントのこちら側に来て停車、バックします。 |
西濃鉄道では通常は、DD40という機関車を使っています。 |
写真04−18 DD403待機 (撮影日 08/07/19) |
写真04−19 DD403接続 (撮影日 08/07/19) |
左:8番線路に待機するDD403号機です。 |
写真04−10 DD403準備完了 (美濃赤坂@空 撮影日 08/07/12) |
DD403号機と矢橋ホキとの連結が完了し、出発直前の状態です。EF56は、矢橋ホキが石灰石を満載して戻ってくるまで、約2時間待機です。 |
写真04−10 DD403出発 (美濃赤坂@空 撮影日 08/07/12) |
1番列車のDD403+矢橋ホキが、朝6時過ぎ、西濃鉄道乙女坂駅へ向けて出発します。 |
写真04−10 金生山へ (美濃赤坂@空 撮影日 08/07/12) |
DD403号機に引かれた矢橋ホキは、8番線路から西濃鉄道市橋線に入り、乙女坂駅へと向かいます。駅北端の農業会入口踏切を越えて赤坂の市街地に入ります。 |
次回は、この列車の向かう先、この列車輸送のすべての源である赤坂金生山について説明します。 |
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