2012-16 | |||
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145 2012年12月17日(月) 伊豆半島まで小旅行に行ってきました。目的は黒船と天城峠です。その2 |
伊豆半島小旅行記(下田・天城峠)の2回目です。今日は、次の目次の後半、6と7をレポートします。 |
1 | 旅行の概要 |
2 | 伊豆下田到着まで 熱海・スーパービュー踊り子号 |
3 | 伊豆下田 |
4 | ペリーの上陸記念碑と了仙寺 下田開国資料館 |
5 | ハリスと玉泉寺 米国領事館 |
6 | 湾内周遊サスケハナ号 |
7 | 下田の脇役 吉田松陰・坂本龍馬・唐人お吉 |
8 | 「伊豆天城峠探検」 |
6 湾内周遊サスケハナ号 |ページの先頭へ| |
下田のもう一つの主役は、湾内遊覧船のサスケハナ号です。 |
※上の地図は、Yahoo から正式にAPIキーを取得して挿入した、下田港の地図です。 |
写真-01 遊覧船サスケハナ号 (撮影日 12/11/25) |
伊豆クルーズの遊覧船、サスケハナ号127トン。1989年に広島県因島市の石田造船工業で建造されました。(船内の説明板から) |
写真-02・03 遊覧船サスケハナ号からの撮影 (撮影日 12/11/25) |
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左:遊覧船は下田湾の外防波堤(水深45mのところに現在建設中)をちょいと出て、防波堤の外側を回って、また湾内へもどります。左は建設中の外防波堤と下田湾内です。 |
写真-04 下田港と寝姿山(撮影日 12/11/25 2枚の写真をつなげてあります) |
遊覧船サスケハナ号から撮影した下田港と寝姿山(ねすがたやま)。 |
写真-05・06 下田湾内犬走島 (撮影日 12/11/25) |
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左:湾内中央やや南西寄りにある犬走島。湾中央東から下田市内を臨む。サスケハナ号のこの撮影位置は、ペリーが座乗した旗艦ポーハタン号投錨位置とほぼ同じです。ペリーが最初に見た下田湾と下田の街の概観は、こんな感じだったでしょう。 |
僅か20分のクルーズですが、色々楽しめます。 |
写真-07 これは下田駅駅舎の外側にある7隻のアメリカ艦隊の停泊場所を示す説明図です (撮影日 12/11/26) |
湾の入り口にバンダリアとマセドニア、ついでレキシントン、犬走島とミサゴ島の間に、ポーハタン、サプライ、ミシシッピ、一番手前がサザンプトン。 |
写真-08 中央の小島は、ミサゴ島。その奥が遊覧船の発着場です。(撮影日 12/11/25) |
埠頭に接岸しているこちらに舳先を向けている船は、海上保安庁の巡視船です。 |
下田にはホテルはたくさんあります。私は、この際だからとことんペリー艦隊にこだわって、黒船ホテルを選択しました。いつものケチケチ旅行なら、一人一泊10,000円以下が常です。今回は、眺望と料理と温泉とにこだわって、ひとり1泊15,000円と、ちょっと奮発しました。キンメダイのしゃぶしゃぶ料理の夕食と朝食付きです。しかも、部屋での食事です。 |
写真-09 黒船ホテルの部屋からの眺望(撮影日 12/11/25) |
中央は遊覧船サスケハナ号。左手の木の後ろの小島がミサゴ島。中央右の島が犬走島。犬走島の背後に外防波堤が見えます。対岸は下田湾東側の須崎半島の山々。 |
写真-10・11 お一人様15,000円のホテル (撮影日 左:12/11/25 右:12/11/26) |
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左:料理のメインはキンメダイのシャブシャブです。美味でした。
かくて、生まれてはじめての露天風呂混浴が実現しました。混浴相手は妻ですう。何も不満はありませ~ん。(^^) |
7 下田の脇役 吉田松陰・坂本龍馬・唐人お吉 |ページの先頭へ| |
下田港の主役を紹介してきましたが、実はこの主役以外にも、下田港には脇役がたくさんいます。吉田松陰、坂本龍馬、唐人お吉です。 |
写真-12 下田湾北東奥の柿崎海岸の弁天島 (撮影日 12/11/25) |
吉田松陰と金子重輔はこの島のお堂に隠れ、密航の機会をうかがいました。この島は、今は陸続きとなっていますが、地層がくっきり出ていて、理科的にも興味がある島です。 |
写真-13・14 左:吉田松陰密航の地の碑 右:ここにミシシッピ号・ポーハタン号が停泊 (撮影日 12/11/25) |
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弁天島沖合、一番近いところにミシシッピ号は投錨しており、小舟で漕ぎ寄せるには、それほど難しくはなかったと思われます。さらに、100mほど南西先に、ポーハタン号が停泊していました。 |
写真-15 吉田松陰・金子重輔先生踏海企ての跡(撮影日 12/11/25) |
ライオンズクラブの寄付による説明図。吉田松陰・金子重輔が小舟で漕ぎいだすシーンです。 |
脇役の二人目は、唐人お吉です。
私達が宿泊した黒船ホテルでは、夕食後の8時30分から、「唐人お吉物語」というDVDが上演されました。元東海バス(この地域のバス会社)のガイドさんだったという方の語りと歌によるもので、下田の観光地の映像を背景にお吉の一代記を20分ばかりで勉強できました。2012年8月に投宿した→鹿児島県の指宿グランドホテルのボランティアさんの語りもそうでしたが、ホテルでの夕食後の「ショー」は、なかなか勉強になります。 |
脇役の3人目は、坂本龍馬です。
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写真-16・17 伊豆急行下田駅の坂本龍馬 (撮影日 12/11/25) |
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左:特急スーパービューー踊り子号がついたホームの端にある「龍馬くん地蔵」。右手の拳に触ると幸せになるそうです。 |
これはあとで調べて分かりました。 |
さて、今回の旅行の最終訪問地は、天城峠です。ちょっとずつの掲載になって恐縮ですが、最後の「天城峠探検」は、来週掲載します。 |
【伊豆半島小旅行記 参考文献一覧】
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