久しぶりに北方領土、色丹島情報です。
色丹島のナターシャとは、ずっとメールの交換が続いています。昨年、私が、自分が使っていたワードの古いヴァージョンを航空便で送ってプレゼントしてから、彼女のノートパソコンには、日本語変換機能が付きました。
2006年12月18日、彼女が日本語で書いた、最初の記念すべきメールをもらいました。
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こにちは、
ひでのりーさん。まずはとりあえずおしらせまで。これから ひらがなとカタカナで
メール
します。
おいそがしいこととはぞんじますが
もう
いちど
おねがいがあるのですが。
Yes,
I’d like that site about your visit to Shikotan.., where there are some pages
about me and Andrew and Kate. いいですか。
いま
メリ
―クリスマス
カード
お
かいています。
ではまた。 ナタリヤ
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それから以後、漢字も交えた、日本語と英語の混ざった文章によるメールの交換が続いています。
私の役目は、友人であると同時に、彼女の日本語の向上を促すアシスタントです。
したがって、それ以来、次の二つのことを実行しています。
ひとつは、彼女の日本語メールの添削です。
マイクロソフトワードが手に入ったと言っても、正しい日本語をワープロするのは、そう簡単ではありません。そこで、彼女のメールを下のように、添削して送り返すのです。
次は、こちらからのメールの中の工夫です。
私はロシア語は分かりませんから、それまでは、英語でメールを送っていましたが、ワードプロセッサが付いてからは、こちらからも、漢字交じりの文章を書くことに努めています。
最初は、次のようなローマ字を使った懇切丁寧なメールでした。
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こんにちは、ナターシャ。誕生日(たんじょうび birthday)のお祝い(おいわい、 o
iwai=celebration)のメッセージ(message)を送って(おくって、送る=ouru=send)くれて、ありがとう。今年(ことし kotoshi=this year)の誕生日は、日曜日(にちようび、nichiyoubi=Sunday)だったので、私の父母(わたしのふぼ、watashi no fubo=my
parents)も含めて(ふくめて fukumete=contain)、家族(かぞく kazoku=family)全員(ぜんいん zenin=all
members)が祝ってくれました。
おいしい、バースデイケーキ(birthday cake)を食べました。(We ate deliciopus
birthday cake)
岐阜(ぎふ Gifu)では、桜(さくら)の前(まえ)に梅(うめ)が咲(さ)いています。
(In Gifu flowers of Japanese apricot tree are now
in bloom before cherry blossom.)
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しかし、次第に彼女のひらがな読解能力がパーフェクトになってきたため、今では、ローマ字部分は少なくなりました。
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Dear Natasha
夏(なつ)の旅行(りょこう)で行(い)った京都(きょうと)、兵庫(ひょうご)の日本海(にほんかい)海岸(かいがん)の名所の写真です。
(These are photos taken at some famous place in Kyoto and Hyogo where
we went on our short trip to the coast of Japan sea in summer.)
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