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リヴァプール遠征 まずはL&M鉄道について 11/02/11記述 11/11/09修正 |
このページは、私が個人で出かけた「リヴァプール遠征」についての説明です。話題は、前ページから引き続いての鉄道、それから大聖堂、さらに海です。 |
通訳兼ガイド役のK氏にも確かめました。「マンチェスターからリヴァプール行きの列車は、北のヴィクトリア駅と南のピカデリー駅の両方から出ている。」 |
写真09-01 マンチェスター・ピカデリー駅に入る Arriva train Walesのディーゼル列車(撮影日 10/11/12) |
この写真の列車は、Arrive train Wales社のClass 175 Cordia です。最高時速160kmで、ウェールズのLlandudno(スランディドノ 地図11参照)とを結んでいます。 |
写真09-02 右Virgin Train Class390 (撮影日 10/11/12) |
右側の電車は、ロンドンのEuston(ユーストン)駅(地図11参照)とを結んでいる Virgin Train社の Class 390電車です。最高時速225kmだそうです。マンチェスター-ロンドン間を最速1時間58分で結びます。 |
写真09-03 朝8時台の出発時刻表です。 (撮影日 10/11/12) |
上の写真09-02のロンドン Euston 行きClass 390電車は、8時15分発です。 |
写真09-04 Cross Country社のPaignton 行き Class 220 voyger (撮影日 10/11/12) |
バーミンガム、プレストンを経て、南海岸のペイントン(地図11参照)まで行きます。Class220 Voyagerは、ディーゼル・電気併用列車で、最高時速は200kmです。 |
イギリスの主な鉄道路線です。 |
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ディーンズ・ゲート駅発 | 研修日程と訪問地へ || 先頭へ ||研修記目次へ| |
マンチェスター科学産業博物館(MOSI)を出た私は、鉄道の駅へ向かいました。 |
写真09-05・06 ディーンズ・ゲート駅電光掲示板 (撮影日 10/11/13) |
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案の定、最初に来た列車はこの駅を通過して行ってしまいました。(上左の電光掲示板) |
写真09-07 13:18発 (撮影日 10/11/13) |
写真09-08 4人掛けにテーブル(撮影日 10/11/13) |
やってきたのは、ノーザンレイル社のディーゼルカーでした。あとで調べたら、class156というタイプで、最高時速121kmとのことでした。日本の新幹線と同じ標準軌なので列車の車体幅は広いのですが、中の座席は横1列が2座席×2の4席となっており、大変ゆったりしていました。4人掛けに一つずつテーブルも付いています。車内はすいていて楽ちんでした。最高に残念だったのは、運転席が客席と区切られていて、先頭車両の一番前に立って窓越しに写真を撮影するということができなかったことです。 |
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北側(進行方向のリヴァプールに向かって右側)の席に座って窓の外を見ていると、次の悪い予感、うまく車掌さんから切符が買えるかどころか、もっととんでもない心配がおそってきました。 |
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写真09-10 表示はLiverpool(撮影日 10/11/13) |
ところが、私の乗った列車は、ディーンズ・ゲート駅を出るとすぐに大きく左に回り、西南の方向へ向かいはじめました。向かう方向が違います。
確かに、停車駅の駅名と、『地球の歩き方 イギリス』の地図の地名を確認すると、オリジナルとは違う、南回りの路線を走ってリヴァプールへ向かっています。これで、外国で行き先の違う列車に乗ってしまうという「危機」に陥ったわけではないことははっきりしました。やれやれです。 |
リヴァプール・ライムストリート駅 | 先頭へ ||研修記目次へ| |
13:18にマンチェスター・ディーンズ・ゲート駅を出た列車は、途中のウォリントン・セントラル駅(13:45)などたくさんの駅に停車し、14:24にリヴァプール・ライムストリート(LLS)駅につきました。正味1時間6分です。 |
写真09-11 リヴァプール・ライムストリート駅 (撮影日 10/11/13) |
見事な大屋根のリヴァプール・ライムストリート(LLS)駅です。 |
写真09-12 LLS内部 (撮影日 10/11/13) |
写真09-13 LLS玄関 (撮影日 10/11/13) |
いかにもイギリスの鉄道のターミナル駅といった感じの駅です。 |
話の順序が逆になりますが、ここで鉄道の駅について先に帰りに経験した話を書きます。帰りは地下鉄道マージーレイルを利用しました。 |
写真09-14 リヴァプール・ジェイムズストリート駅 (撮影日 10/11/13) |
この駅は、マージー川河口をくぐり抜けて、リヴァプール中心部と対岸のバーケンヘッドを結んでいる地下鉄道の駅です。河口部分のトンネルが開通し、この地下駅ができたのは1886年のことです。日本の明治19年です。 |
写真09-15 マージーレイル・ジェイムズタウン駅 |
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夕刻は日本の地下鉄並みに2分間隔です。 |
写真09-17 左:車内で購入した行きの切符 右:ジェイムズタウン駅で購入した帰りの切符(撮影日 10/11/13) |
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リヴァプールのマージーサイドを見学しての帰りは、来た時と逆ですから、ライム・ストリート駅へは、かなりの坂を登ることになります。そこで、歩いてゆくのはやめて、地下鉄に乗って行くことにしました。
お姉さんが何か言っています。
と言いました。
と言って、上右の写真の切符をくれました。
あとを付いていくと、隣のホームには、マンチェスター国際空港行きが発車待ちでした。
私も夕食のサンドイッチを食べることができました。イギリスの方は、親切な方ばかりです。 |
海港都市リヴァプール | 研修日程と訪問地へ || 先頭へ ||研修記目次へ| |
上の地図は、Google から正式にAPIキーを取得して挿入した、マージー川河口周辺の地図です。航空写真にして上の地図12と比べながら見てください。 |
さて、話を元に戻して、リヴァプールの説明です。 |
リヴァプール大聖堂 | 研修日程と訪問地へ || 先頭へ ||研修記目次へ| |
ライムストリート駅を降りたあと、最初の目的地、イギリス国教会のリヴァプール大聖堂に向かいました。 |
写真09-18・19 メトロポリタン大聖堂 (撮影日 10/11/13) |
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紛らわしいですが、この近代的な建物はリヴァプール・メトロポリタン大聖堂です。カトリック教会の大聖堂です。 |
写真09-20 リヴァプール大聖堂 (撮影日 10/11/13) |
この大聖堂は、英国国教会の大聖堂です。英国国教会の大聖堂としては、最大のものです。それほど古いものではありません。1904年に着工され、1978年に完成しました。完成までに74年です。中にあるパイプオルガンは、イギリスで最大だそうです。塔の頂部は、高さ101mです。 |
写真09-21 聖壇(撮影日 10/11/13) |
写真09-22 ステンドグラス (撮影日 10/11/13) |
私は、こちらから英国人にむやみに話しかけるタイプではありませんが、どうしても会話に入るシチュエイションというのがあります。
降りるエレベーターでは、3人の私より少し年上の感じのご婦人と私一人という組み合わせでした。3人ともフランス語で会話しています。これは話す機会はないなと安心していると、偶然、そのうちの一人の方と目が合い、すぐに、
3人とも、パリからの観光客でした。ビートルズのファンだとのことでした。旅は誰の心もオープンにします。 |
写真09-23 マンチェスター方面 (撮影日 10/11/13) |
二つのエレベーターに乗って、さらに階段をかなり上って、塔の屋上に着きました。 |
写真09-24 マージー川の河口 (撮影日 10/11/13) |
大聖堂の西側、マージー川の河口部です。川の下を、2本の道路と地下鉄が通っています。向こう岸は、バーケンヘッド。その向こうはアイリッシュ海です。 |
大聖堂を出て、リヴァプールの中心街を通って、歩いて港へ向かいました。海港リヴァプールを見なければ、来た甲斐がありません。 |
写真09-25 街並み (撮影日 10/11/13) |
写真09-26 中華街 (撮影日 10/11/13) |
左上:大聖堂の上から見るリヴァプール街並みは、まるで積み木のおもちゃのようでした。 |
写真09-27 週末の賑わい(撮影日 10/11/13) |
写真09-28 ヴィクトリア女王 (撮影日 10/11/13) |
左上:週末の夕方のチャーチ・ストリートの賑わいです。大道芸人もいて、大変な人出でした。 |
リヴァプールの中心部を歩いて、マージーサイド(マージー川の河口)を目指します。 |
【イギリスの鉄道及び国有化 参考文献一覧】
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