妻 |
「もう、こんな話はやめよ。なんか気持ち悪い。」 |
夫 |
「そうだな、森林浴じゃなくて、怨霊浴になったりして。」 |
妻 |
「いや。」 |
歩くうちに森は開け、我が一行は無事、スタートした野鳥の森公園に戻ってきました。
父
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「はぁーい、本日の探検は終わり。富士山麓の自然を満喫できて幸せだったと、日記に書いておこう。」
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D
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「気持ちよかったけど、疲れた。」
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父
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「さあ、車に乗るぞー。念のため、乗るときは、肩や背中になんかとりついてないか確認しよう。」
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子
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「はぁ??」
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妻
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「・・・・・(-_-;)」
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2004年上半期の直木賞候補の中に、田口ランディさんの『富士山』が上がっていました。富士山をテーマにした4つの短編を集つめたものですが、その中に、「樹海」という作品があります。
樹海で一晩過ごすという冒険を企てた中学3年生の少年たちが、最後は、富士山から生きることの大事さを教えられるというストーリーです。
※田口ランディ著『富士山』(文藝春秋 2004年)
富士は、本来は何かエネルギーを与えてくれる神々しい山なのです。
青木ヶ原樹海は、本当に素敵な自然を味わえることができる場所です。
自然を楽しむ以外の目的では、ここには、来たくないですね・・・。
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