2012-02
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131 2012年01月23日(月) 映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』と、PCの故障    

 まず、PCの故障から話します。
 現在私が使っている
ソーテックのPC、S502A5B20W1 は、2009年3月に購入し、翌4月から使い始めたものです。
   ※日記・雑感「2009年4月11日(土)「転勤、パソコン購入、映画『おくりびと』、映画『米沢守の事件簿』」
 
 これまで特段故障とか不具合はなかったのですが、この2012年1月18日(水)の夜に突然故障しました。スリープ状態から復帰しようとしてマウスを動かしたところ、突然本体から煙が出て、電源が落ちてしまいました。
 そこでそれ以上触らなければよかったのですが、こうなった時に冷静でいられることは稀です。
 「えっー」と思いつつ、ついつい復活を信じて、もう一度電源ボタンを押しました。そしたら、途中まではウインドウズのリカバリーが進みましたが、また突然、ブチッと音がして、電源が落ちてしまい、それからはスイッチも入らなくなりました。一巻の終わりです。

 幸い購入店の5年間保証の料金を払っていましたので、何とかお店にもっていき、
「データを壊してはならない」ことを条件に申し添えて、修理に出しました。戻ってくる予定日は、1月30日です。

 データは本当に大丈夫かな?
 データのバックアップは、おおむね半年ごとに外付けのHDに保存していましたが、この12月の年末定例保存をサボってしまい、2011年の夏までしか、保存データはありません。まあ、不幸はこういう具合におこるものです。
 ただし、こういう時には、HPを作っていたことが幸いします。サーバーには貴重なデータが残っています。

 とりあえず、手元にあるデータと、サーバーにあるデータをダウンロードして、このページを作成しています。使っている機器は、妻の愛用の古いノートパソコンです。
 PCの性能もソフトのラインナップも日本語変換辞書も、何もかも違いますから、仕事はなかなかはかどりません。
 それでもとりあえず、話題の映画を見てきましたので、いつもよりごく簡単に、映画鑑賞記を書きます。 


 1月22日(日)に見た映画は期待の作品、「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(東宝映画 山崎貴監督作品)です。期待の映画ですから、なかなかいい評価を得るのは難しいところですが、結果はこうなりました。

ALWAYS 三丁目の夕日’64
お薦め人 お薦め度
(3点満点)
コ  メ  ン  ト

★★★  幸福ってなんでしょうね。身近にあると信じたいですね。泣きました。

妻(55歳)

★★★  また明日から頑張ろうと思えてくる映画です。
 ※ALWAYS 三丁目の夕日’64の公式サイトはこちら→http://www.always3.jp/  

 妻も私もお薦め度が3点満点、合計6点の高い評価となりました。 


 私は、前作映画「always 続・3丁目の夕日」の鑑賞記(→2007年11月12日)で、2作目を褒めると同時に、一緒に映画を見た次男Yの質問に次のように答えています。

この映画の続編、続々三丁目の夕日はあるかな?」

「ない。いや、ない方がいいと思う。
今回の映画は昭和34年の設定だったが、その翌年は、安保闘争。そして、経済成長の時代にはいる。オリンピックは昭和39年。『
貧しくてもみんなで支え合って何とか生きていけて、そして平和だった時代』というのは、30年代の中頃が限界だと思う。」

 前作の設定年代の1959(昭和34)年からは、確かに5年が経過しました。東京オリンピックが開催された年が舞台です。貧しくなくなったという点ではその通りです。
 鈴木オートの一平君(小清水一輝)は、高校1年生になっており、エレキギターに凝っています。彼の部屋にはプラモデルなどちょっとお金を出した品物があふれています。
 鈴木オートの住み込み従業員六ちゃん(堀北真希)は、21歳なってオシャレになり、最後はウェディングドレスを着てお嫁に行きます。
 電車通りから横町への入り口の角にあった旧作の燃料屋さんは、喫茶店に変わりました。三丁目中の氷屋さんは廃業し、コカコーラの自動販売機が置かれています。
 そして、鈴木オートの社長(堤真一)は、作業場が拡張され、二階に六ちゃんの部屋が増築されました。さらに、東京オリンピックを見るためにカラーTVを購入します。
 5年の間に、確かにみんなちょっぴり豊かになりました。

 だからと言って、その時代に葛藤がなかったわけではありません。
 豊かになっていく中で、どこへどうやって向かっていくか。今回のテーマは、何を期待すべき幸福とするか、そして旅立ちの方法です。
 六ちゃんは伴侶となる相手(森山未來)に何を求め、どんな家庭を築こうとするのでしょうか。
 父の死とその思いを知り、またヒロミ(小雪)との間に子どもを授かった茶川竜之介(吉岡秀隆)は、これからどんな生き方をしていこうというのでしょうか。
 才能にあふれ、茶川家に居場所のなくなる古行淳之介(須賀健太)は、何を志そうというのでしょうか。
 
 それぞれの旅立ちに涙です。期待に違わず、いい作品です。 


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