正解、これらの3つに共通に使われているポルトガルの特産品は、コルク(cork)です。
ワインの栓、ホイッスルの中のくるくる回る玉、そして、ソフトボールの芯。これらにはいずれもコルクが使われており、コルクは、あまり知られていませんが、ポルトガルの特産品です。
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ソフトボールは、「解体」するには骨が折れましたので、中味の写真はありません。よく見ると、表面の表示に、「CORK CENTER」と書かれています。ちょっと見づらくてすみません。 |
コルクは、軽い上に、通気性・断熱効果に優れ、また肌触りもいいため、これ以外にも、いろいろな製品の材料となっています。床材・壁材などの建築資材、積み木などの玩具、コースターなどの台所用品、サンダル、救命浮き輪などなど・・・。
コルクは、「コルク樫」というブナ科の常緑樹の木の表皮の部分から生産されます。
※詳細は、以下の二つの参照サイトをご覧ください。
コルク樫は、比較的温暖で小雨(夏は特に降水量が少ない)の地中海性気候に育まれた独特の樹木で、ポルトガル・スペイン・南フランス・イタリア・モロッコ・アルジェリア・チュニジアなどの西地中海沿岸の地域にだけ見られます。
ポルトガルではコルク樫は220万haの栽培面積があり、これは、世界全体の約30%です。
さらに、約15万トン前後のコルク材やコルク製品が生産され、これは、世界の総生産高の約55〜60%です。
また、ちょっと古いですが、1994年のポルトガルの輸出高175億4千万ドルのうち、コルク製品は5億4千万ドルの占め、輸出高の3%になっています。
<参照サイト> |
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ポルトガルは、世界のコルク製品約55%を生産していますが、その60%は世界一のコルク関連製品製造企業AMORIMが生産しています。 |
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※同社のサイトはこちらです。コルク製品の概要が理解できます。 |
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日本・ポルトガル コルク工業会 |
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※トップページはこちらです。 コルク樫の写真はこちらです。 |
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