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各地の鉄道あれこれ11 |
全国各地の鉄道の話題あれこれについて紹介します。 |
各地の路面電車 その1 熊本市電(熊本市交通局) |
また突然、新しいシリーズが始まりました。 |
全国で路面電車の走る場所はいくつ |
勢いでシリーズを作ってしまいましたが、作った以上、せめてそのシリーズの総数がいくつかは確認しておかなければなりません。路面電車は2009年現在、全国でいくつ走っているでしょうか? |
※例によって、黒板をクリックしてください。答が現れます。 |
上記の答には、いくつかの注釈が必要です。
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写真11−01 熊本電鉄藤崎線 (撮影日 09/11/20) |
藤崎宮前駅に向かう熊本電鉄の6000系電車。 |
熊本市交通局 |
現在の熊本市電は、田崎橋・JR熊本駅方面から健軍町への「2系統」と、JR北熊本駅から健軍町への「3系統」の二つが運行されています。二つの路線は、その4分の3にあたる辛島町から健軍町までは重複しています。 |
写真11−02 鶴屋百貨店前を田崎橋へ向かう1356号 (撮影日 09/11/20) |
1356号は昭和35年製の古い車両です。 |
写真11−03 北熊本駅にある車庫 (撮影日 09/11/20) |
JR北熊本駅に隣接して市電の車庫があります。写真右端は九州新幹線の高架施設です。 |
写真11−04 車庫の中の車両群 一番右は5014号 (撮影日 09/11/20) |
5014号はかつて福岡市内を走っていた西鉄電車の市内線の車両です。 |
写真11−05 白川にかかる大甲橋を渡る1063号 (撮影日 09/11/20) |
1063号は、現在使われている市電では最も古いタイプで、1951(昭和)年製です。まもなく還暦です。 |
写真11−06 左、通町筋電停の8501号 右、8201号 (撮影日 09/11/20) |
8201号は、1982年に製造された新型車両で、日本の車両で初めて「VVVFインバータ」を採用した車両です。VVVFというのは、架線から取り入れた電流を制御する機器ですが、難しいので説明は省略します。 |
写真11−07 大甲橋上の9202号 (撮影日 09/11/20) |
1992年製の新型です。 |
写真11−08 大甲橋を渡った9705号 (撮影日 09/11/20) |
9700形は、1997年、日本で最初に投入された超低床路面電車です。ヨーロッパのLRTを日本用に設計し直したもので、実にかっこいい夢のような市内電車です。 |
写真11−09 水道町電停に近づく0801号 (撮影日 09/11/20) |
0801号は、2008年に製造され2009年4月から運転された最新型の低床車両です。 |
写真11−10 0801号の車内です (撮影日 09/11/20) |
2両の連接車両であり、しかも、熊本市電の線路幅は、1435mmの標準軌であるため、車内は広々としています。中央左の赤い線の帽子の女性は、車掌さんです。市内電車の車掌さんは珍しい存在となりました。 |
写真11−11 0801号の運転席 (撮影日 09/11/20) |
写真11−12 運転席中央のモニターです (撮影日 09/11/20) |
乗降の安全を確認するためでしょうか、両側面を映すモニターが付いています。 |
古い電車から順に紹介してきました。 |
写真11−13 通町筋電停と熊本城天守閣 (撮影日 09/11/20) |
路面電車と天守閣という組み合わせの写真は、いくつの都市で撮影できるでしょうか?今後の課題です。 |
写真11−14 通町筋電停の1203号 (撮影日 09/11/20) |
上の写真とは反対に、熊本城の天守閣からの撮影です。 |
熊本市電も1980年頃には廃止の意見もありました。 |
写真11−15 熊本城の天守閣 (撮影日 09/11/20) |
言わずと知れた加藤清正の築造です。明治時代になってからの西郷隆盛の西南の役で炎上し、その後、再建されています。 |
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