西濃鉄道石灰石専用列車と
大垣赤坂金生山17
 通称「矢橋ホキ」って知っていますか?貨物列車の1編成から産業と故郷を考えます。
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 付録1 2010年3月ダイヤ改正 機関車も変わりました EF66です
 平成22年3月13日のJRダイヤ改正

 矢橋ホキシリーズの延長です。1年ぶりです。

 平成22年3月13日にJRダイヤが改正されました。この一部として、社団法人鉄道貨物協会編『2010 JR貨物時刻表 平成22年3月ダイヤ改正 創刊30周年記念号』(2010年3月)によれば、
JR東海道線・美濃赤坂線矢橋ホキのダイヤが、変更になりました。これにともなって、名古屋臨海鉄道のダイヤもほんの少し変更となりました。西濃鉄道のダイヤは変更はありません。
 
 時間的には、大きな変更はありません。比較的大きなものでは、午後9時25分に新日鐵名古屋製鐵所前駅を出発した返空の稲沢到着時間が31分早くなりました。これは、深夜23時16分の話ですから、おそらく、運転をする乗務員以外に、マニアの方にはあまり影響のない変更と思われます。(+_+)
 他にもちょっとずつ時間が変わっています。

 また、前回の2009年の時の改正で生じたような途中停車場所の変更(例 改正前は穂積駅待避線に停車、改正後は岐阜貨物ターミナル中線に停車)のような大きな変更はありません。  

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2011(平成23)年3月の改訂版時刻表はこちらです
 最大の変更点は・・・・

 今回のダイヤ改正の最大の変更点はといえば、時間でも、運行の形態でもなく、電気機関車の変更です。
 JR東海道線部分は、これまでは、
新鶴見機関区所属のEF65形の電気機関車が牽引していました。しかし、時刻表によれば、今回のダイヤ改正で吹田機関区のEF66機関車に変更になりました。
 
 実際に撮影に行ってみると、確かに、変更になっていました。 


 写真17−01    西岐阜駅を通過するEF66機関車牽引の矢橋ホキ  (西岐阜@積 撮影日 10/04/24)
 西岐阜駅1番線を通過するEF6638号機に牽引される矢橋ホキの朝便です。 

 単にイメージの問題ですが、何となく違和感があります。
 電気機関車についての詳しい知識がありませんのでよく分かりませんが、一世代前の電気機関車で最近淘汰が進んでいるEF65に代わって、高速貨物用に開発された次世代のEF66が登場したと言うことでしょうか。といっても、新型機関車のEF210形というわけではありません。
 また、矢橋ホキの運転時間が短縮されたわけではなく、相変わらず、「時速75km」で運行されています。

 以下、
EF66形に牽引された矢橋ホキです。


 写真17−02   長良川鉄橋西を行くEF66牽引の矢橋ホキ   (穂積B空 撮影日 10/05/03)

 EF66104号機に牽引される矢橋ホキの夜便の空荷が長良川鉄橋を渡って、穂積駅に近づきます。穂積駅2番線ホームからの撮影です。


 写真17−03   西岐阜駅を通過後の矢橋ホキの後ろ姿        (西岐阜@積 撮影日 10/04/24)

 


 写真17−04   揖斐川鉄橋から犀川鉄橋へ向かうEF66牽引の矢橋ホキ (A積 撮影日 10/04/29)

 写真17−05   空の矢橋ホキを牽引して赤坂駅に入るEF66    (B空 撮影日 10/04/29)

 駅構内は使用されていない線路が多く、春の草花が絨毯のように線路を覆っています。


 写真17−06   赤坂駅構内で機関車のつなぎ替え作業をするEF66    (B空 撮影日 10/04/29)

 写真17−07   西濃鉄道のDD403形と交代するEF66        (B空 撮影日 10/04/29)

 写真17−08   JR赤坂線電車とEF66                    (撮影日 10/04/29)

 矢橋ホキが西濃鉄道の乙女坂駅で石灰石を積み込む間、EF66形は、待避線で3時間ほど待っています。


 写真17−09   揖斐川鉄橋を渡って瑞穂市に入るEF66牽引の矢橋ホキ     (A積 撮影日 10/04/29)

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