岐阜県の東海道線あれこれ10 |
岐阜県の東海道線についてあれこれ紹介します。 |
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垂井線の謎4 南荒尾信号所 |
大垣−関ヶ原間の東海道線の話をする場合、この二つの場所をはずすわけには生きません。南荒尾信号所と今は廃止となった旧新垂井駅です。 |
まずは場所を確認してください。 |
南荒尾信号所とは | このページの先頭へ | |
地図16は南荒尾信号所付近を示したものです。この信号所は、東京から413km077mの所にあります。
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上の信号所部分を拡大すると、下の地図17となります。 |
以下、たくさんの写真で、信号所の様子・魅力(?)を紹介します。 |
南荒尾信号所と線路 | このページの先頭へ | |
南荒尾信号所で、線路はどのように分岐しているのでしょうか?線路をたどりながら説明します。 |
写真10−01(撮影日 08/01/19) |
東海道線下り線を走る電車の先頭車両からの撮影です。対向してくるのは上り線電車で、今まさに南荒尾信号所のポイントを通過しようとしています。 |
写真10−02(撮影日 08/01/19) |
左の二つは、「垂」と「東」、右の電車の上は「赤」の文字が見えます。 |
電車は国道21号線の下を通過してポイントに近づきます。 |
写真10−03(撮影日 07/09/01) |
一番手前のポイントで右へ行って東海道線上り線に一旦入り、さらに右へ行けば美濃赤坂線です。カーブを曲がって少し行くと荒尾駅があります。 |
では、分岐ポイント部分のダイナミックなアップ写真10−04をご覧ください。 |
写真10−04(撮影日 08/01/19) |
真っ直ぐ進めば東海道線下り線、左へ行けば垂井線、そして、右へ行って東海道線上り線に一旦入り、さらに右へ行けば美濃赤坂線です。 |
応用編です。 |
写真10−05(撮影日 08/01/19) |
下り線側は、今までの写真10−04までとは違って、垂井線(写真右)へ分岐するのではなく、下り線を真っ直ぐ進むポイント設定となっています。 |
南荒尾信号所と電車 | このページの先頭へ | |
この項目では、信号所を通過する電車に注目して信号所の概要を説明します。 |
写真10−06(撮影日 07/12/26) |
写真10−06の上部、右の山と左の山が低くなっている鞍部が関ヶ原の峠です。 |
次の写真10−07の電車はなかなかレアな電車です。どういう点がレアなのでしょうか? |
写真10−07(撮影日 07/09/09) |
写真10−06の電車が通常の電車のとおり垂井線に向かっているに対して、写真10−07の電車はポイントを通過して、東海道線下り線(迂回線=勾配緩和線)に入っています。 |
写真10−08(撮影日 07/09/09) |
これは同じ下り線(緩勾配線)へ向かうコンテナ貨物列車です。 |
下の写真は、上り線を大垣方面へ向かうコンテナ貨物列車です。 |
写真10−09(撮影日 07/09/09) |
ポイントが切り替わりました。信号所ですから当たり前ですね。では、次の電車はどこへ行くのでしょうか? |
写真10−10(撮影日 07/09/09) |
写真10−10のポイントの設定は美濃赤坂行き電車のためのものでした。 |
写真10−11(撮影日 07/09/09) | 写真10−12(撮影日 07/09/09) |
次の写真10−13は富山行き特急しらさぎの最後尾車両です。ガードの下をくぐっていますが、これは南荒尾のどの部分でしょうか? |
写真10−13(撮影日 07/09/09) |
この部分は、東海道線下り線(迂回線=緩勾配線)が、上り線や垂井線と別れて北に迂回していく始点の部分です。上は上り線です。下り線はその下をくぐって北へ迂回します。 |
写真10−14は垂井線を走る電車内から見たとなりの東海道線下り線です。上り線をくぐるガード部分が見えます。 写真10−15は垂井線を走る電車。 写真10−16は上り線を走る電車。 写真10−17は上り線をくぐる下り線の特急しらさぎ。背景は伊吹山です。 |
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写真10−14(撮影日 07/09/01) | |
写真10−15(撮影日 07/11/25) | 写真10−16(撮影日 07/11/25) |
写真10−17(撮影日 07/12/01) |
南荒尾信号所の周囲 | このページの先頭へ | |
信号所については、以上の17枚の写真でほぼ全貌がおわかりと思います。こんなに分かってどうするんだというぐらいの写真でした。ゲップがでそうです。(--;) |
写真10−18(撮影日 07/12/26) |
この写真に写っているのは、南荒尾信号所へ向かって走っている上り線の貨物列車で、下をくぐって北へ迂回する下り線をまたいでいるところです。背景は伊吹山です。 |
別の日には次のようになっていました。 |
写真10−19(撮影日 07/11/25) |
写真10−19も写真10−20も保護用の青いシートと、緑色のベルトコンベアーが置かれています。 |
写真10−20(撮影日 07/11/25) |
正体はこれです。 |
南荒尾信号所のすぐ南の地域一帯は、荒尾南遺跡と呼ばれる大規模な遺跡だったのです。 写真10−21(撮影日 07/11/25) |
写真10−22(撮影日 07/12/26) |
この遺跡は、今は埋め戻されてしまい、東海道線の電車の中から眺めることはできません。残念です。 |
さて最後の写真です。 |
写真10−23(撮影日 07/11/25) |
今回も長くなりました。 |
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