岐阜の原風景・現風景5 |
写真を題材に、岐阜の「名所」を紹介します。 |
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JR岐阜駅北口前広場の織田信長像と岐阜の歴史 その3 |
岐阜は城下町?それとも・・・ |
岐阜市はもともと城下町だったのか? |
城下町の県庁所在地を全国的に調べてみると・・・ |
そこでクイズです。同じような境遇の町、「おらが町の殿様やお城」がなかった県庁所在地は、日本の47都道府県庁所在地のうち、どれぐらいあるでしょうか? |
※例によって、黒板をクリックしてください。答が現れます。 |
これを一覧にまとめると、次のようになります。 |
※高柳光寿・竹内理三編『角川・第二版 日本史事典』(1987年)「付録 近世大名配置表」などより作成 |
47のうち30は、江戸時代方の城下町です。伝統やアイデンティティを形成しやすい、おらが町の殿様やお城が存在しています。現実に多くの県庁舎や市庁舎は、お城の敷地の中か、その近くに存在しています。 |
「他にも同じような町がいくつかあるじゃないか」と言われるかも知れませんが、何度も言いますが、これらの都市のうち、江戸時代に隣国の大藩の領地であった都市はありません。 |
※例によって、黒板をクリックしてください。答が現れます。 |
岐阜から名古屋までは、快速電車で僅か18分で行けてしまいます。ちなみに、他の県庁所在地間の所要時間を調べると、以下のようになります。 |
距離と「所要時間」とは、必ずしも比例しません。岐阜から名古屋までは30.3kmと比較的長い距離ですが、停車駅が尾張一宮駅ただ一つであること、岐阜を出てすぐ一度75度ほどカーブしてからは、ただひたすらまっすぐに走るだけであることから、18分という短い所要時間となるのです。 |
岐阜の立場 |
国鉄が分割民営化されて今のダイヤになり、また、ここ数年、名古屋駅周辺に魅力的なビルや施設が整備されてからは、岐阜市民から見て名古屋商圏へ出かける魅力が高まりました。 |
とはいいながら、「岐阜の高山」「岐阜の郡上八幡」というキャッチコピーは使わないのです。別に使いたくないから使わないというわけではないと思いますが、事実として「岐阜」という冠は付いていません。 |
岐阜の名産品というのも今ひとつです。 |
※例によって、黒板をクリックしてください。答が現れます。 |
前出の松尾氏も書いておられます。 |
さて信長、どこへ行く |
「岐阜は水がおいしい」という、観光交流推進局長の古田菜穂子氏のことばは、真実で誠実でとても好感がもてます。しかし、水だけでは、たくさんの観光客を呼ぶことも、岐阜の若者たちに、夢と希望を持たせることも、十分にはできません。 |
写真01 長良川と金華山 (撮影日 09/10/31) |
写真02 長良川の水 (撮影日 09/10/31) |
写真02 信長居館跡 (撮影日 09/10/31) |
写真03 信長居館跡入り口 (撮影日 09/10/31) |
写真04 内部です。大きな石が並ぶ庭園です。 (撮影日 09/10/31) |
写真05 大きな石の並ぶ通路 (撮影日 09/10/31) |
写真06 石のアップです (撮影日 09/10/31) |
写真07 端正な石積 (撮影日 09/10/31) |
写真08 水路跡 (撮影日 09/10/31) |
写真09 現在の発掘現場 (撮影日 09/10/31) |
写真10 発掘現場上を通過するロープウエイ (撮影日 09/10/31) |
写真11 これはロープウエイのゴンドラから撮影した居館跡 (撮影日 01/04/21) |
写真12 岐阜城 (撮影日 01/04/21) |
僅か9年で岐阜を後にし、その6年後には京都で討ち死にした信長を駅頭に飾る。 |
写真13 太陽光に反射して金々に光り輝く信長像 (撮影日 09/10/31) |
写真14 夕陽に輝く信長像 (撮影日 09/11/07) |
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