まずは、夜の忠節駅です。
揖斐線の電車は、ご存じのように、連接台車でつながれたモ770形と1両ごとのモ780形で構成されています。このほかに、予備電車、団体用 臨時電車として老雄モ510形が2両控えています。
新岐阜駅-忠節の市内線用には、モ570形という赤い電車も走りますが、この電車は、揖斐線には乗り入れません。
車両数は、モ770形が2両ひと組で4編成(モ770-771、772-773、774-775、776-777)、モ780形が7両(モ781、782、783、784、785、786、787)、モ510形は2両(モ513、514)です。
これらの車両は、夜はどこに止められて、次の朝どのように動き出すのでしょうか。
(そんなこと説明してどうなるかって?いえ、どうもなりません。だから、そういうことをしたいのが鉄道ファンです。)
老雄モ510形は、予備車両として黒野駅の西側に止まっているのが普通ですから、この車両は普通の夜は、もちろん、黒野駅にいます。(時々、お呼びがかかると、出かけていく時もありますが・・。)
残りの、車両はというと、モ770形4編成は、すべて黒野駅で夜を過ごし、モ780形は、2両が忠節駅で、残る5両が黒野駅で夜を過ごします。
下の左の写真は、ある日の忠節駅の終電車出発後の写真ですが、毎晩繰り返される同じ光景を示しています。つまり、モ780形が2両、3番線と4番線に止まっています。(小さい写真では見づらいですが、左の2番線には、赤い電車モ570形が1両止まっています。
拡大写真には、もう少し詳しい解説がしてあります。
ところで、右の写真は、小さい写真を見比べただけで、左に比べると、車両の数が多いことがわかります。実は、この右の写真は、ある特別な夜に撮影したもので、「日常」的ではない写真です。どうしてこんなに忠節駅に電車が群がっているかおわかりですか?
写真をクリックして拡大してください。説明があります。
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