ご存じF−15Jです。
右の写真は、右側の主翼の付け根にあるM61A1−20mmバルカン砲です。
写真では、見づらいですが、20mm機関砲が6本束になっていて、回転しながら発射します。最高で、1分間に6000発撃つことができます。
次の問答は、航空祭の時ではなく、9月の通常見学の時のものです。
私 |
「1分間に、6000発ってすごいですね。1秒間で100発でしょ。バリバリ撃てますね。でも、弾丸はどのくらい積むのですか。」 |
自 |
「500発ぐらいです。」 |
私 |
「え、たった500発?それでは、バリバリ撃ったらすぐになくなってしまいますね。」 |
自 |
「映画で見る陸上の部隊の機関銃と違って、長く打ち続けるわけではありません。平均射撃時間は、0.5秒ほどです。」 |
私 |
「え、たった0.5秒?発射したらすぐにやめるという感じなんだ。バリバリどころか、バですね。」 |
聞いてみないとわからないものです。1分間に6000発という説明だから、10万発ぐらいの弾丸を積んでいくのかと思ったら、たった500発ですと。
1秒間で100発、0.5秒なら50発(正確には、打ち始めから0.5秒では30発)も撃つのですから、無駄にバリバリとはやらないのですね。 |