2005-14
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089 2005年08月06日(土) NFLアメリカンフットボール試合観戦        

 今年の私の夏休みの旅行は、この8月6日に終了しました。
 東京・横須賀・鎌倉を見て回る、たった1日の旅行です。
   ※【追記】8月28日、もう一度横須賀に行きました。2度の横須賀旅行の記録は、旅行記をご覧ください。 
 
時間がないため、金曜日の夜名古屋を出て夜行バスで東京へ、そして、また、土曜日の深夜には東京から夜行バスで戻ってくるという、弾丸ツアーです。

 妻N、次男Y、三男Dも連れて行きましたから、4人とも新幹線に乗ったりすると、それだけで往復8万円以上かかってしまいます。それで、節約のため、往復夜行バスという方法をとったのです。

 しかも、通常のデラックス夜行バスだと、ひとり往復12,000円以上かかりますが、今回は、オリオンツアーという格安旅行ツアーのバスを利用したため、往復4人分で30,000円という、超節約代金となりました。
 (バスは、普通のバスのため、熟睡というわけにはいきませんでしたが・・。)

 旅行の目的は、次の2つです。


 1 東京ドームでNFLアメリカンフットボール COLTS 対 FALCONS の試合観戦
 2 横須賀港で「軍港めぐりクルーズ」に乗船 
 (こちらについては、旅行記に別枠で記載しました)
 


1 東京ドームでNFLアメリカンフットボール COLTS対FALCONS の試合観戦

 日本では、まだまだあまりファンの数がそう多くはないNFLアメリカンフットボールですが、30年以上前の大学時代にアメフト好きの友人がいたおかげで、それ以来ファンとなっていました。

 以前はNFLの試合をTVで見ることなどほとんどできませんでしたが、現在は、秋から冬のシーズン中は、NHK衛星TVで、週に何試合も放送があります。寝不足さえ気にしなければ、楽しむことができる時代になりました。
 
 そうなると、「本物」を見たくなります。

 そういう世界中のNFLファンを満足させ、「市場」を開拓するために一つとして行われているのが、NFLの日本でのプレシーズンマッチです。
 今回のNFL TOKYO 2005は、1989年にはじまって以来第13回目の試合です。(毎年ではありません。)
 今回は、南部のジョージア州アトランタに本拠を置く、
アトランタ・ファルコンズと、インディアナ州インディアナポリスに本拠を置く、インディアナポリス・コルツの試合となりました。

 コルツ、ファルコンズとも、2004−05年のシーズンではプレーオフに出場した強豪チームです。しかも、コルツには、ペイトン・マニングという、昨年度NFLオールスターゲームでMVPを受賞した超スーパースターがいます。見所は満点です。
 
 試合会場は東京ドーム。
 インターネットで申し込んだ、4人で1万円の家族席は、バックスクリーンのすぐ横でした。通常の野球の試合では、ダイヤモンドが遠すぎて、バッターの顔など見えない席です。
 しかし、アメフトのグランドは、ホームとセンターにゴールが設定されているため、センター側のゴール付近での攻防は、すぐそばで観戦することができました。
 1人2,500円でこの迫力を味わうことができたのは、ラッキーでした。


 コルツ(白)の攻撃。パスをキャッチしたレシーバーに対して、ファルコンズ(赤)で選手がタックルしたところ。
 
 バックのスタンドはご覧のように満員。
 4万5000人以上の入場者がありました。

 観客の中に外国人(多分アメリカ人)が多かったのは、野球やサッカーとは違う点です。


 第2クオーター。
 ファルコンズのゴール直前1ヤードからの攻撃。

 自分の座席に近い側のゴールでの攻防は見応えがありました。
 100kgを越える巨人のような選手たちが、ぶつかり合うというか、倒し合うというか、すごい迫力です。

 


 ついにタッチダウン。ファルコンズ、RBライトが、写真の人の山の中にいてボールをゴールラインの先に出しています。
 私は、応援に、写真撮影に、まったくルールを知らない妻へのルール説明に、獅子奮迅の活躍となりました。
「クオーターバックって何?」
「あの鎖は?」
「審判がなんでこんなにたくさんいるの?」
「どうして選手が入れ替わるの?」
 これらの質問に、なるべく英語を使わないで説明するのは至難の業です。(-.-)


 コルツの攻撃。
 最初のうちは、ラン攻撃の場合は、見ているこちらも騙されてしまい、あらぬ方に視線を向けることもしばしば。

「ねー、ボールどこ?」

「クオーターバックがボールをもらって、どうするかをしっかり見ていなさい。そうでないと、わけがわからなくなる。」
「しっかり見てても、わけわからない。」(-.-)


「何で手をつない楽しんでるの?」
「違う違う」(でもそう見えないこともない)

 これは、ファルコンズのキックオフリターンのシーンです。 
 この日は、コルツのパスインターセプトからのタッチダウンが一つあっただけで、ものすごく長いパスの成功とか、リターンによる大幅前進とか、そういうビッグプレーはあまりありませんでした。
 


 ファルコンズのポイントアフタータッチダウンが決まった瞬間。
 ボールはどこかというと、右上方、コルツの選手(白)と、黒と白の文字の看板と、チアーリーダーとの間の茶色のシミみたいのなのがボールです。


 こちらは、ファルコンズが28ヤードのフィールドゴールを決めた瞬間。キッカーはピーターソン。
 ボールはコルツの選手の頭の上を飛んでいます。


 ハーフタイムショウの両軍チアーガールの演技です。
 赤のコスチュームがファルコンズのチアーリーダー、白のコスチュームがコルツのチアーリーダーです。

 どういうわけか、人数が不平等で、ファルコンズ40人ほどに対して、コルツのそれは20人ほどの少人数でした。(写真でもファルコンズは2列です)

 


「父ちゃん、コルツにはアフリカ系アメリカ人の女性はほとんどいないけれど、ファルコンズはにはたくさんいる。」と次男Y。
 なかなか鋭いところに気が付きました。
 なるほど、確かに数えてみると、ファルコンズの40人中、アフリカ系アメリカ人と思われる女性が13人いました。比率は平均人口比(約13%)を大きく上回る30%以上です。
「ファルコンズのアトランタは南部のジョージア州だから多いのかもしれない、。」
 正解は分かりません。
 


 試合は、ご覧のように、ファルコンズがコルツを27−21で破りました。

 シーズン中とは違って、両チームとも3名のクオーターバックを起用して、いろいろテストしたようです。したがって、かのスーパースター、マニングも、少し登場しただけでした。
 合計8回パスを投げ、6回成功させてました。ただし、獲得ヤードは僅か36ヤードでした。
 それでも、第一クオーター6:45には、2ヤードの地点の攻撃から、ランと見せかけて、タッチダウンパスを成功させました。さすがです。

 交通費+チケット代合計で、4人で4万円。ひとり1万円なら、これはお得な体験です。来年も考えよっと。

 いつも映画鑑賞記に使っているわが家の採点表です。 
お薦め人 お薦め度
(3点満点
コ  メ  ン  ト
★★★ つまらん巨人戦(一応巨人ファン)なんか比べものにならない。
妻N   すごいけど、ルールがわかんない。
次男Y(19歳) ★★★ 迫力満点。ぶつかり合いなんてもんじゃない。チアーリーダーもグッド。
3男D(15歳) ★★★ 来年も見に来たい。


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