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アメリカとの草の根交流17 補足ページ3 戦艦ウィスコンシン記念艦

 上の衛星写真(地図)は、Google から正式にAPIキーを取得して挿入した、ヴァージニア州ノーフォーク市のノーティカス・ナショナル・マリタイム・センター周辺の衛星写真です。繋留されているのが戦艦ウィスコンシンです。

 ヴァージニア州は、首都ワシントンの南隣にあります。ノーフォークは、ワシントンを流れるポトマック川が注ぐチェサピーク湾の南の入り口にある海軍の軍港都市です。アメリカ東海岸の位置関係では、記念艦ニュージャージが繋留されているデラウエア川が注ぐデラウエア湾の一つ南西に当たる湾です。

 地図を3段階ほどズームアウトして、海岸に沿って北(地図の上では上)方向に移動していくと、
ノーフォーク海軍基地があり、たくさんの埠頭があって、何隻もの海軍艦艇が係留されているのがわかります。

 また、さらに、地図をさらに2段階ほどズームアウトして北北西(画面上は真上やや左)方向に移動(
チェサピーク湾の西岸に沿って)していくと、首都ワシントンDCがあります。
 またこの
チェサピーク湾の一番奥に注いでいる川がサスケハナ川です。1853年に和親条約を結ぶために来航したペリー艦隊の旗艦は、この川の名を取った軍艦サスケハナ号でした。また、このサスケハナ川をさかのぼると、1979年に原子力発電所の事故があった、スリーマイル島(サスケハナ川の中州の島)があります。

 艦名の由来となった
ウィスコンシン州は、五大湖の一つミシガン湖の西隣の州(北はスペリオル湖とも接しています)であり、この船も由来の州のどこかに係留するというわけにはいきませんでした。そこで、東海岸の屈指の海軍基地があるノーフォークに繋留されることとなったと思われます。


 繋留されている記念艦ウィスコンシンの横を通過するニミッツ級航空母艦ハリー・S・トルーマン。
 アメリカ海軍の公式サイト(http://www.navy.mil/index.asp)のPhoto Galleryから借用しました。(12/07/07撮影 U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Kristina Young/Released)


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