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016 スティーブ、19年ぶりの再来日 2011年10月31日記述 |
なんと、アイオワ州の我が友スティーブが、19年ぶりに再び日本にやってきました。 |
写真14−01・02 美濃和紙の紙漉に挑戦 (撮影日 10/01/09) | |
ヒラリーは福井で働いていた2年間に、2度岐阜にやってきました。 |
2年間の日本滞在で、ヒラリーの日本語会話能力は当然ながらずいぶん上達しました。
こんなことを言ってはなんですが、日本に来るALTは、月給は30万ほどもらえ、これはアメリカの同年代の若者に比べると破格の高給です。しかも、学校の長期休業中に有給休暇を取ることが可能なため、旅行にも行けます。
我が次男もまだ非正規労働者ですが、ヒラリーも戻ったら就職という試練を乗り越えなければならないようです。 |
写真14−03・04 私たちが福井に遊びに行きました。名所、東尋坊と永平寺です。(撮影日 11/06/05) |
スティーブは、2011年7月15日(金)に関西国際空港に到着しました。
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写真14−05・06 左名古屋のJRタワービル 右JRリニア鉄道博物館 (撮影日 11/07/22) | |
19年前に最初に新幹線に乗った時もいたく感動していたスティーブでしたが、この博物館でも夢中でした。アメリカでは鉄道はあまり日常的な乗物ではないですが、彼は興味津々です。 |
食事をしながら、話はいろいろなことに広がりました。
スティーブの奥さんは、ネイティブ・インディアンの直系ですから、髪の色は黒です。(→前ページ参照)写真を見ると今もそのままの黒髪で、染めてなんていません。ヒラリーの姉のメアリー・グレイスも、母の遺伝子を受け継いだのか、髪の色はこれまた黒です。そして、染めてなんかいません。 |
写真14−07 郡上では、食品サンプルの製作体験工房へ行きました (撮影日 11/07/24) |
写真14−08・09 郡上にて (撮影日 11/07/24) |
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左:天ぷら作りに挑戦するスティーブです。 右:二人ともどんな日本食でもOKです。箸使いも上手です。 |
話題はサッカー女子ワールドカップの決勝戦、日本vsアメリカに飛びました。
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長良川の鵜飼い見物では、スティーブ、ヒラリーともとても興味を示してくれました。 |
写真14−10・11 鵜匠の杉山秀二さんの家で (撮影日 11/07/24) | |
左:鵜匠の家にお邪魔して、鵜の飼育場を興味深く観察するスティーブ。 |
写真14−12・13 長良川河畔で (撮影日 11/07/24) |
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左:船にはいろいろなものが積み込まれます。篝火用の薪も2種類あります。本番まで間、火だねとして燃やす普通の木材、そして、本番で使う松材です。松材は油がしみていて一度火が付けば雨が降っても消えることはありません。 |
写真14−12・13 鵜飼船への積み込み (撮影日 11/07/24) |
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左:右は篝火の籠を支える支柱の根本に、むく毛の木で緩衝装置を作っているところです。むく毛はベアリングのような効果を発揮し、支柱がくるくるなめらかに回転することを助けます。 |
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写真14−14 夕闇が迫って、いよいよ乗船時刻です。 (撮影日 11/07/24) |
夕食の後いよいよ本番です。 |
写真14−15 長良川の鵜飼い、鵜匠の見事な手綱さばき (撮影日 11/07/24) |
面白かった解説の一つです。
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写真14−16 出漁船による総掛かり (撮影日 11/07/24) |
写真14−17 漁の成果は (撮影日 11/07/24) |
最後に鵜匠さんたちは、船を川岸に着けて、魚をいっぱい飲み込んで丸丸とした鵜から、鮎をはじめとする魚をはき出させます。商品価値の高い鮎がたくさんいれば、豊漁です。食べた魚は鮎とはかぎりません。雑魚は捨ててしまうそうです。 |
鵜船全体の総掛かりを終えた後、おまけに最後の後片付けまで見て、一同満足して長良川を後にしました。
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写真14−12 自宅の小馬場で乗馬するメアリー。背景は一面のトウモロコシ畑 (撮影日 11/09月) |
7月26日午後3時半過ぎ、スティーブはヒラリーともに、大好きな新幹線に乗って関西国際空港へ向かいました。 |
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