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014 ハリケーン・カトリーナ未公開写真・経済的影響22005年09月18日記述 
 ルイジアナ州で撮影された渦巻き状の雲の写真を続けます。 

カトリーナ写真7

 とても空とは思えません。


カトリーナ写真8

 ミント・ブルーの空、なんて初めてです。渦巻き雲の写真は、これで終わりです。 


 さて、2つ目の話題、カトリーナの経済的な影響です。
 まずは、基本的な復習です。
 右図をご覧ください。

 バハマ諸島近海で発生したハリケーン・カトリーナは、フロリダ半島の南端をかすめ、メキシコ湾で進路を北向きに変え、北上してルイジアナ州ニューオリンズに上陸しました。
 上陸直前の最低気圧は、902ヘクトパスカルと強烈なものでした。

 この台風の猛威により、フロリダ・アラバマ・ミシシッピ・ルイジアナの各州に被害が生じ、とりわけ、湖と川の堤防が破堤したニューオリンズは、壊滅的な被害となりました。
 
 スティーブは、日本の新聞が騒ぎ出す前に、カトリーナの経済的影響について、次のように書いてきました。

  1. これまでもそうだったがこれでガソリンの価格が一層上昇する。

  2. アイオワでは、穀物の価格について、農民がナーバスになっている。

  3. 中西部では、コーヒーの価格が上昇している。

 1のガソリンの価格は誰にでも簡単に分かりました。日本のメディアもすぐの報じました。
 このハリケーンで、メキシコ湾岸の石油採掘施設や精製施設が大きな打撃を受け、ガソリンが不足してしまい、アメリカどころか日本も、その価格が上昇しています。

 では、2・3の穀物とコーヒーは何でしょうか。
 ハリケーンによって、右上図のピンクの部分、
メキシコ湾岸の諸州が大きな被害を受けたことと、中西部のコーヒーやアイオワの穀物(具体的には、トウモロコシと大豆)の価格が、どう結びつくのでしょうか?
 これは、地理と世界史の勉強です。
  (また、いつもの、クイズになってしまいました。(^.^) 
現代社会クイズ「国際経済の諸相」にも同じものを掲載しました。)


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