全国の神社の祭神を分析した次は、我が郷土、岐阜県の神社の分析です。
ただし、前項目のクイズで紹介した、國學院大學の岡田荘司教授(専門は神道史)の研究グループが、文部科学省の委託を受けて行った研究調査は、2007年5月段階では、まだその報告書は、一般には配布されていません。
このため、都道府県ごとの信仰別(祭神別)の神社分類に関するデータは、手元にありません。
そこで、以下のランキングは、これまでもなされていた、神社の名前別の集計をによっています。(同じ祭神でも、神社名が異なると別のグループになります。)
下の全国祭神別ランキングと比較すると、岐阜県の特色が確認できます。
第1位には、全国の八幡ではなく、神明(伊勢神宮)が輝きました。これは伊勢神宮に近い本県の地理的な要因から考えれば納得がいきます。
天神・天満宮は第7位と低くなっています。
稲荷や天神・天満宮を抑えて第3位に輝いたのは、岐阜県と隣県の県境の山の山岳信仰の神社です。
また、第5位は、岐阜県に隣接する愛知県の西部の有名な神社です。
正解は、黒板をクリックすると黄色い文字で現れます。
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出典は、木村照編集『岐阜県の主要神社めぐり』(長良天神神社発行 1998年)の付表より |
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