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名鉄揖斐線・廃線物語 叙情的写真集10 
 モ510 −折り返し−
忠節駅(撮影日 04/12/19)
 

 団体列車が市内から忠節駅に着きました。
 このまま、揖斐線に入って黒野に向かう・・・・・というわけにはいきません。

 実は、昼間の団体列車は、揖斐線部分を走ることはできないのです。昼間の揖斐線は、何度も説明しましたように、15分間隔で隙間なくダイヤが組まれています。しかも、単線ですから、すれ違う駅も決まっています。軌道ではなくちゃんとした鉄道である揖斐線に、のこのこと割り込むことはできません。

 したがって、昼間の団体列車は、岐阜市内線と軌道である美濃町線での運行となりました。
 この日、途中の自動車事故の渋滞のおかげで30分以上遅れてついたモ513とモ514は、すぐに方向転換して、あわただしくまた市内線方向へ戻っていきました。写真は、黒野方向のモ514の運転台から移って、新岐阜方向のモ513の運転台に乗り組む前、規則どおり運転手が前方の表示等を確認している所です。

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