挑戦しているもうひとつスポーツが、健康ソフティー・バレーボール(以下KSBと略称を用いる)である。
これはバレーボールとはいいながら特殊な競技のため、ご存じでない方も多いと思う。
まずは競技の説明である。
KSBは、上の写真のような、ゴム製の柔らかいバレーボールを使った競技である。以下にそのルールの要点を列挙する。
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通常のバレーボールコート(ネットの高さは220cm)で6人×6人で対戦する。試合では9人で1チームとなり、7点目、14点目で3人ずつの交代義務がある。9人以上の場合は変則での交代になる。チームは男女混合編成。 |
2 |
返球は必ず4打目で返す。その間一人のプレーヤーは、一度しかボールに触れることはできない。(最後の4打目がネットに当たって自分のコートに返った場合は一度触ったプレーヤーでも5打目を相手コートに返球することができる。
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3 |
スパイクはできるが、バックアタックしかできない。ブロックはできない。6人制と同じくローテーションをおこなう。
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4 |
6人制と同じくローテーションをおこなう。 |
KSBは、柔らかいボール使うので、突き指もしないし、当たっても痛くはない。中高年向きの手軽なスポーツである。ただし、技術的にはほとんどバレーボールと同じであるし、それ以上に柔らかいボールを巧みに扱うための技術、別の4人がうまくボールを繋いで最後にスパイク攻撃をおこなう技術など、独自のスキルが必要である。そこがまた面白い。
現在私が加入しているクラブは地元の小学校エリアの地域チームで、15年以上の歴史を持っている。以前からこの競技を知ってはいたが、最初は本当のバレーボールから離れがたく、逡巡していた。
しかし、平成22年6月に加入して以来、熱中してやっている。現在挑戦している3スポーツの中では、もっとも活動率が高いのもこの競技である。わがクラブには、50代・60代中心チームと、30代・40代中心チームの二つがあるが、あえて、「若者チーム」に所属し、チーム最高年齢プレーヤーとして、これまた瀬戸際に立ってプレーをしている。
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