2012年6月10日(日)に、24年前の高校の教え子の同窓会に招待されて、都ホテルへ行ってきました。、
教師をやっていて、同窓会に呼ばれるほど、嬉しいこと・恥ずかしいことはありません。
嬉しいことというのは、いうまでもなくおわかりいただけると思いますが、昔教えた生徒諸君がその後もさらに刻苦勉励し、幾多の試練を乗り越えて、立派な姿になられたことを見ることができることは、本当に嬉しいことです。24年前、まだ若い18歳だった少年少女は、42歳の立派な男女になられました。
恥ずかしいと思う気持ちは、生徒のみなさんお立場からは、ちょっと理解しづらいかもしれません。生徒のみなさんに、「あのころは、若気のいたりで・・・」といういろいろな失敗があると同時に、若い教員だった私にも、今から思うと、とんでもない大失敗の数々があるのです。生徒の立場では、若き青少年から大人になる途中の出来事ですから、いくら失敗があっても大目に見てもらえるでしょう。
しかし、私は、いくら30代前半の「若手教師」だったとはいえ、教師は教師です。職歴35年目の今から思うと、あれほどのつたない教師に、よくぞついてきてくれた、よくぞ「教師と立てていて」くれたという感じで、赤面の至りというか、穴があったら入りたいというか、それが「恥ずかしい」の気持ちの本音です。
まあ、そういうことも水に流して、同窓会に招待されるということが、逆に言えば、大変嬉しいことで、本当に感謝です。
|