2012-06
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135 2012年05月03日(木) 東京・横浜旅行1、見ました歩きました東京ゲートブリッジ    

 今年のゴールデンウィークの旅行は、2012年4月29日(日)と30日(月)に、東京・横浜に行ってきました。
 東京・横浜にいった場合は、これまでもそうでしたが、一つの旅行記にするよりも、パートに切り離して、いろいろなページで紹介する方が合理的ですので、今回もそうします。
 ちなみに、今回の訪問地は、時系列順に紹介すると、
東京ゲートブリッジ芝公園増上寺前ペリー像横浜掃部山公園井伊直弼像中華街京浜運河工場夜景ツアー久里浜ペリー記念館横浜大桟橋横浜開港資料館などです。
 
東京ゲートブリッジ京浜運河工場夜景ツアー以外は、「ペリー・開国」の線でテーマが設定されているとお気づきになるでしょう。
 そこで、
東京ゲートブリッジ京浜運河工場夜景ツアーの報告はこの日記のページで2回に分けて行い、ペリー・開国については別のページで後日行います。


 さて、東京ゲートブリッジです。長い紹介になりますから、次の順に紹介します。
 橋の位置
 何が楽しめるか そしてアクセス
 若洲海浜公園から橋に昇る
 橋の上 眺望
 橋全体の写真

 ※このページのいろいろなデータ等は、つぎのHPを参考にしました。
  東京都港湾局 http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/index.html

橋の位置   |目次へもどる

 2012年2月12日に開通した時は、ずいぶんTVニュースにも登場しました。東京港第三航路(別名東京東航路)をまたぎ、中央防波堤外側埋め立て地江東区若洲を結ぶ橋です。
 下の地図をご覧いただくとわかりますが、東京湾口から東京港に近づくと、現在は正面に
新海面処分場中央防波堤外側埋め立て地があります。
 埋め立て地の西、東京羽田空港とのあいだを通ってお台場芝浦ふ頭・竹芝桟橋・晴海埠頭に向かう航路が、
東京港第一航路です。この航路の途中には、お台場に渡るレインボー・ブリッジがあります。
 第一航路から分岐して、中央防波堤北側埋め立て地に沿って暁埠頭・有明埠頭へ向かう航路が
、東京港第二航路です。
 そして、中央防波堤外側埋め立て地を東へ回って、有明埠頭や辰巳埠頭に向かう航路が、
東京港第三航路です。
 
 中央防波堤北側及び南側埋め立て地に関しては、すでに1980年代に第二航路トンネルが開通して陸上からのアクセスが可能となっていました。 
 そして新たに、中央埋め立て地と東西陸地を結ぶ東京臨海道路が計画されました。2002年には東京都大田区城南島と中央防波堤外側埋め立て地とを結ぶ海底トンネル(臨海トンネル)が完成しており、今回の東京ゲートブリッジの開通によって、東京港口が東西に結ばれたことになります。 


 上の地図は、Google から正式にAPIキーを取得して挿入した、東京ゲートブリッジ周辺の地図です。
中央下の六角形の島が中央防波堤埋め立て地です。水路で内側・外側に分かれています。その東側に突き出ている若洲海浜公園とのあいだに東京ゲートブリッジが架かっています。
 グーグルの航空写真は、現時点では、橋の建設中の画像となっています。それもまた興味深いものです。


何を楽しめるか そして橋へのアクセス   |目次へもどる

 橋で楽しむことといえば、まずはその雄大な景観です。そして橋の受けからの眺望です。この橋は、橋梁最上部が海面から87.8mの高さがありますが、一般の方が通れる歩道も、最高で高さ61mあります。天気のいい日の眺望は、絶好です。
 若洲海浜公園側の昇降施設(昇降タワー)から橋の上の歩道(橋の北側にのみ設置)に上がって、対岸の中央防波堤まで歩くことができます。ただし、現時点ででは、中央防波堤の昇降施設(中防昇降施設)を使って降りることはできず、また引き返してくることになります。両昇降施設間は、1600mあります。往復、3200mの「散歩」です。
 
 この橋へのアクセスは、一つはもちろん東京臨海道路を通って行けばいいのですが、一般の旅行者が公共交通機関を利用する場合は次の方法となります。
 1東京駅地下ホームから京葉線(東京ディズニーランドへ向かう路線)にのり、新木場駅で降りる。(所用時間9分)
 2都営バス「若洲海浜公園」行きに乗る。(所用10分、休日は臨時バス随時)

 比較的簡単に到着できます。


 写真-01・02 左:新木場駅までは東京から9分 右:バスは休日は臨時便が増発(撮影日 12/04/29)


 写真-03 京葉線新木場駅のホームから見た東京ゲートブリッジ 靄がかかって残念 (撮影日 12/04/29)


若洲海浜公園から橋に昇る   |目次へもどる

 都営バスの終点、若洲海浜公園で降りると、橋への昇降施設までは取り付け道路の高架下を歩いていけばすぐです。周囲は、もともとからあった、若洲海浜公園が広がっています。駐車場もたくさんありますが、私たちが着いた9時45分ごろは空いていましたが、帰りの11時35分には、かなりが埋まっていました。 


 写真-04・05 若洲海浜公園の駐車場 (撮影日 12/04/29)


 写真-06・07 左:橋上からの海浜公園 右:昇降タワー (撮影日 12/04/29)

 昇降タワーは朝10:00から利用できます。通常は17時までですが、夏期の金曜・土曜は20時までです。 


 写真-08・09 昇降タワーの大型エレベーターの利用を待つ行列 (撮影日 12/04/29)

 昇降タワーは9階建てですが、最上階は展望施設となっていますので、橋に出るのは8階からです。40人以上が乗れる大型エレベーターで昇降しますが、やはり行列ができます。しかし、この朝はそんなにすごい行列ではありませんでした。
 元気な人は階段を利用します。1階分が23段の階段ですから、8階まで、合計161段です。元気な人には何でもありません。
 


 写真-10 昇降タワーの9階展望室からの眺め (撮影日 12/04/29)

 昇降タワーのガラス越しの撮影ですから、私の影が映っています。左端は、歩道を中央防波堤側へ歩く人々。中央は突堤で釣りをする人々です。 


橋の上 眺望   |目次へもどる

 橋の上に昇れば、ゆっくり歩道を歩いて、眺望を楽しむことになります。晴れた日ならほんとうに絶景を楽しむことができます。私たちが昇った日は、天気はいいものの、靄がかかっていて、眺望は今ひとつでした。 


 写真-11・12 橋の上です 普通の歩道をゆっくりと歩きました  (撮影日 12/04/29)

 時々、大型トラックが横を通り抜けると、橋の床が揺れて、スリリングです。冬は寒いでしょうね。 


 写真-13 恐竜型のトラスの橋の中央部分の説明板です (撮影日 12/04/29)

 若洲昇降タワーと中央防波堤昇降タワー間は、1600mです。 

 写真-14 お台場や汐留シオサイト方面の眺望のはずですが、今ひとつです。 (撮影日 12/04/29)


 写真-15・16 中央防波堤にやってきました (撮影日 12/04/29)

 左:中央防波堤側の橋上トラスの末端までやってきました。背景に広がるのは、中央防波堤外側埋め立て地です。
 右:中防昇降タワーです。右手の水路は、防波堤内側埋め立て地と外側埋め立て地の間の水路です。
 


橋全体の写真   |目次へもどる

 さて最後に、橋全体の写真です。
 恐竜橋とニックネームが付けられているように、この橋の魅力は、対になっている独特のトラスです。長い橋なのに吊り橋や斜張橋の構造になっていないのは、 この場所が東京国際空港の飛行機の飛行ルートになっているため、高さ制限があるためとのことです。そういえば、橋を渡っている間に飛行機が何度も上空を通過しました。
 この橋の魅力の重量感というか構造の複雑さをアピールできる全体写真が撮影できればいいのですが・・・。


 写真-17 若洲昇降タワー横からの撮影です。橋がうねった感じがダイナミックで感動です。(撮影日 12/04/29)


 写真-18 順光になる橋の南側からの撮影です。白い橋がきれいです。 (撮影日 12/04/29)


 次回来る時は、眺望の期待できる冬の晴天日か、きっと夜景がきれいな日没後がいいですね。

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