日記ダイアリー2009-02 ちょいネタ　岐阜駅で寝台特急はやぶさ・富士を見送る

　本日は、何の教訓でもない、単なる趣味のちょいネタです。
　２００９年３月１４日のＪＲダイヤ改正で廃止となる、東京発着の最後のブルートレイン、寝台特急はやぶさ・富士号を見送りに、深夜の岐阜駅に行きました。

　午後９時のＮＨＫニュースを見ていた時の会話です。息子達は、風呂から出てパジャマでくつろいでいます。
　

父	「　今、ＮＨＫニュースでやっている、寝台特急はやぶさ・富士号のラストランだが、東京発１８時０３分なので、今頃浜松あたりを走っていると思う。 　これから岐阜駅に行って、見てこようか？」
次男Ｙ	「　えーえ、この雨の中を。」
三男Ｄ	「　こんな遅くにー。」
父	「　今からでも十分間に合う。」
Ｙ・Ｄ	「　この雨の中、ちょっとなー。」

　ちょうど、妻が風呂から出てきました。

父	「　岐阜駅に寝台特急はやぶさ・富士を見に行かへんか。今日が、最後だから。」
妻	「　寝台特急？行ってみようか。何時なの？」
父	「　岐阜駅は２３時０９分。」
妻	「　では、みんな出発。パジャマの上にダウンかなんか着ればいいから。」

　鶴の一声ならぬ、母の一声で息子達は動き出しました。
　かくて、土砂降りの雨の中。４人で岐阜駅に向かいました。こんな雨なら、そんなに人はいないだろうとみんなで予想していました。
　ところがところが、着いてみると、岐阜駅６番ホームは、夜の１０時半過ぎというのに、黒山の人だかりです。これでは車両の写真などうまく撮れそうもありません。

　写真０１　カメラを持った人人人（撮影日　09/03/13）　

　写真０２　下り時刻表23時09分発（撮影日 09/03/13）

　これが、雨の降るこの日においては、そう簡単なことではありません。
　岐阜駅６番ホームは、通常は、東海道線快速電車が止まるように設計されていますから、屋根のあるのは、中央部の１０両編成分ぐらいです。
　ところが、寝台特急はやぶさ・富士号は、はやぶさ６両・富士６両の合計１２両＋機関車です。当然、先頭車両や機関車ＥＦ６６は、ホームの屋根の部分よりはるか先の屋根のないところに停車します。
　土砂降りの雨の中、濡れて待つこと１０数分、やって来ました。寝台特急はやぶさ・富士号。
　しかし、土砂降りの雨にもかかわらず、ホームのどこもたくさんの人だかりで、満足にカメラを構えることすらできません。