日記ダイアリー2006-02

　Ｇｏｏｇｌｅ社のＧｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈ　は、衛星画像を使った超優れもののソフトです。
　２００４年に、公表されたＮＡＳＡのＷｏｒｌｄ　Ｗｉｎｄ　も画期的でした。しかし、こちらで使われている写真は、アメリカ国内のものはかなり解像度が高いものですが、それ以外はそれほどではありません。例えば私の住む岐阜県岐阜市の写真は、街路と町並みが概ね分かる程度のものです。

　ところが、は、とんでもなく高い解像度となっています。

※	２００６年１月２８日現在、検索ソフトでＮＡＳＡのＷｏｒｌｄ　ＷｉｎｄとＧｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈを検索すると、ヒットする件数は、ＮＡＳＡのＷｏｒｌｄ　Ｗｉｎｄは７０４，０００件、Ｇｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈは１３，６００件と、Ｇｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈはまだ広くは知れわたってはいない存在です。
※	Ｇｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈ　のダウンロードは、次の公式ページからどうぞ。ただし、英語版です。 　Ｇｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈ　ｈｏｍｅ　http://earth.google.com/
※	インストールの方法などを解説したサイトはいくつかあります。
	例　「Ｇｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈ（グーグルアース）を楽しむ」http://google-earth.noblesse-oblige.jp/

　百聞は一見に如かずですから、以下の写真をご覧ください。

Ｇｏｏｇｌｅ　Ｅａｒｔｈの初期画面。
マウスで地球儀を回転させて、特定のポイントを含む画面を設定し、あとはそのポイントをめがけてズームインするという操作は、ＮＡＳＡのＷｏｒｌｄ　Ｗｉｎｄと同じです。

　伊勢湾の地図です。右上が名古屋です。
　

　中部国際空港の空港島です。右上がＴｏｋｏｎａｍ＝常滑です。

　左４分の１は写真撮影の時期が異なっていて、空港島がまだ埋め立て途中です。
　衛星写真は、一定の幅のある時期内に撮影したものが使用されていますので、こういう不思議な現象が起こります。

　中央の旅客ターミナルです。
　地域によっては、こんなにズームインできない場所もあります。

　わが岐阜市の周辺は、もっと解像度の低い写真しか使われていませんので、自分の家を見ることはできません。

　飛行機の一つに接近しました。
　ここまで来ると少し不鮮明です。

　いかがでしたでしょうか。
　これまた、地理や歴史や理科の授業では、画期的なツールとなります。

※	このソフトウエアーの画像を自分のウェブサイトで利用することについては、公式サイトに次のように述べられています。
	（http://earth.google.com/） のサイトの「Ｓｕｐｐｏｒｔ」のページの「Ｌｅｇａｌ」の項目の 「Ｕｓｅ　ｏｆ　Ｄａｔａ」に
	「Ｃａｎ　Ｉ　ｐｏｓｔ　ｔｈｅ　ｉｍａｇｅｓ　ｔｏ　ｔｈｅ　ｗｅｂ？という質問があり、次のように解答されています。
	We're flattered to hear that you're further incorporating Google Earth into your online world. You can personally use an image from the application (for example on your website, on a blog or in a word document) as long as you preserve the copyrights and attributions including the Google logo attribution. However, you cannot sell these to others, provide them as part of a service, or use them in a commercial product such as a book or TV show without first getting a rights clearance from Google. If you require these commercial rights, please visit the 'contact us' link and submit your request through the 'Other problem' link. In your email, please provide details about why this information is needed and how it will be used.