正解は、右下の表の通りです。
消費者物価指数の対象品目は、600ほどが指定されており、5年ごとに生活の実情に合わせて見直されます。今回は、表のような55品目が廃止され、新たに71品目が追加されました。
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追加 |
廃止 |
食料品 |
おにぎり ミネラルウオーター
発泡酒 牛どん |
外国産米 さけ缶詰
サイダー(飲料) プレスハム |
住居関連 |
温水洗浄便座 電気ポット |
2槽式洗濯機 扇風機 |
教養娯楽 |
パソコン サッカーボール
月謝(英会話) 外国パック旅行 |
テープレコーダー 軟式野球ボール
月謝(珠算) 鉛筆削り機 |
その他 |
携帯電話代人間ドック受診料
ヘアーカラーリング代 |
男子ランニングシャツ
婦人ウール着物 |
パソコンが今回初めて登場したと言うことは、ここ数年の趨勢から当然といえるでしょう。追加されるもの廃止されるもの、それぞれ思いはいろいろです。
今度の見直しでは、パソコン・牛どん・外国パック旅行など値下がりが続いているものが多く追加されたため、これらが統計に反映されれば、日本の消費者物価は、ますます減少していく傾向になると思われます。
※『中日新聞』(2001年8月16日朝刊)
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