現物教材 世界史15 |
世界史でも日本史でも地理でも重要な教材として登場する綿花を栽培してみました。綿花とは、綿の種子を包んでいる白い毛状の繊維のことです。 |
写真15-01 |
(撮影日 13/11/01) |
全体のボリュームが大きくなりますから、次の順序で説明します。
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一鉢栽培しておけば、いろいろな部分で話題提供ができます。ただし、綿花の現物ができるのは、早くて10月遅ければ11月です。 |
今回私は、生活協同組合のインターネット販売で、千葉県にあるアタリヤ農園(0120-455-566 千葉県香取市阿玉川1103 http://www.atariya.net/index.htm)という会社のセットを入手しました。この12月はまだ販売時期ではありませんが、また、来年になると販売されると思います。
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5月上旬にインターネットで注文した種は、5月中旬には届きました。早速説明書通りに種をまきました。参考文献によると、種は最低気温12度以上、平均気温が15度の頃が適期だそうです。関東以西では、5月上旬から中旬にあたります。 |
写真15-02・03 パッケージと発芽 (撮影日 13/05/18 13/05/20) |
購入セットは、ポット、鉢皿、用土、種(写真の白いもの)、肥料2袋です。 |
写真15-04・05 途中で2鉢にわけました 9月になってようやく花が咲きました(撮影日 13/07/15 13/09/11) |
たくさん芽が出ましたので、2週間ぐらいで、もう一つの鉢に植え替え、一部は間引きしました。 |
写真15-06・07 無事に実が付きました(撮影日 13/09/16) |
花が咲いたあとに、すぐに実が付きました。これが割れて、綿の実となっていくはずです。 |
写真15-08・09 だんだん熟して10月に入ってようやく実が割れ始めました(撮影日 13/09/21 13/10/12) |
開花から実がはじけるまでは、およそ50から60日と聞いていましたが、私の場合は、早いのは40日、遅いのは60日ほどかかりました。 |
写真15-10・11 可愛いふわふわのコットンボールです (撮影日 13/10/14 13/10/18) |
写真15-12・13 実は合計3個しか付きませんでした。(撮影日 13/11/01 13/11/02) |
写真左の右側と中央がもともとの白い鉢についた二つの実。上側のものは割れてコットンボール状態になっています。中央のものは11月になってもまだ実が割れていません。 |
写真15-14 3個の収穫(撮影日 13/12/07) |
結局、白い鉢についていた最後の実は、11月中旬に実が割れましたが、直後の強風で茎から落ちてしまい、写真の一番下のように、中途半端の状態で終わりとなりました。これが、「平成25年の収穫の全て」です。 |
これだけでは、収穫と威張って言えるものではありません。 |
【綿花の栽培 参考文献一覧】
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