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38 人生に重大な影響?を与えたものⅡ父編1「知的生産」 10/07/18 |
今回も「人生に重大な影響?を与えたものⅠ」に続いて、本のことである。 |
私の「基地」。左端プリンタの下にPCがあり、その前の本棚との間のスペースが、私の居場所となっている。たぶん、東海大地震が来たら崩壊してきた本に埋もれて死ぬことになるだろう。本望ではある。(-_-;) |
上記の本を書いた作家は、いずれも私の人生に大きな影響を与えた作家ばかりであるが、今日紹介するのは、そのいずれでもない。
「そういえば、この本にはいろいろ思い出がある。大学生の頃、教師の初任の頃、そして、・・・・・・」 |
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我が家の本棚に、38年間鎮座していた。背表紙の褐色が時の流れを物語る。 |
この本が気に入った第1の理由は、タイトルの「知的生産」という言葉そのものである。
自分なりに納得した。高等学校で教えるというのはどういうことなのか。その目標のひとつは、受ける人を「知的生産者」へと導くこと。自分なりに、「知的生産者」として模範を示すこと。 |
梅棹忠夫氏が『知的生産の技術』で示された、情報の収集、検索、処理、生産、展開のための基本的な技術は、次の11の項目に整理されて示されている。 |
この11項目のすべてを、大学1年生の時から現在まで38年間、いろいろな形で意識し続けた。あるものについては、その技法をかたくなに守り、そして、あるものは、時代に趨勢に従って改善したり、他のものに置き換えたりした。 |
Ⅰ 手帳・メモ帳=「発見の手帳」 |表02 の説明図に戻る | |
Ⅱカードではなくてノート |表02 の説明図に戻る | |
カードを使いもせずに、カードの話をしているのではない。就職して10年ほどは、カードを主として使っていた。梅棹氏の本を読んで、それ以前からつかっていたこともあるが、就職一年目の職場の先生の中にカード利用に熱心な先生がいて、「どうせだから、みんなで一緒にたくさん注文して、作ろう。たくさん印刷すれば,安くなる。」と言うことになり、確か、自分用に1万枚ほど作ってもらった。その残余がこのカードである。現在もかなりの量がある。右はカードを整理するアクリル製のカードボックス。最盛期は、こういうボックスを10個ほど持っていた。 |
しかし、途中で次の理由から、カードの使用は激減した。(システム上はやめた) |
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上は最近使っているノートに、HP取材用の内容をメモしたものである。内容は出張で佐賀県に行った時、用務前の早朝に、有明海の太良漁港まで行った時のものである。この1ページの内容は、また、次に絶対に行かせることができると思っている。 |
第2の理由は、梅棹氏がカードの魅力・ノートの欠点とされたことをノートでも克服できるとかんがえたからである。
ノートでもそれができる。 |
ⅢPCの利用 |表02 の説明図に戻る | |
Ⅳ紙ファイル・クリアファイル |表02 の説明図に戻る | |
パンチ穴を開けても差し支えない資料は、普通にコクヨの紙ファイルに保存する。分類はあまり細かくない方がよい。細かいとどこへファイルしたか分からなくなる。 |
Ⅴ携帯電話の利用 |表02 の説明図に戻る | |
まとめ |表02 の説明図に戻る | |
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