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名鉄揖斐線・廃線物語 叙情的写真集05 
 尻毛橋 −板屋川−
旦ノ島−尻毛 尻毛橋梁 (撮影日 04/12/11)

 尻毛鉄橋の西の部分を、北側からから見た部分です。実は、この橋のすぐ真下で、北東から流れてくる伊自良川の本流に、北西から流れてくる支流の板屋川が合流しています。
 これは、その支流の板屋川の上流の方から橋を見て撮影しました。

 橋の西詰め、写真で黄色い車が映っている踏切の南側には、昭和19年まで尻毛橋駅がありました。この300mぐらい西には、尻毛駅がありますが、岐北軽便鉄道の開業以来ずっと、この橋の西詰めにも駅があったのです。

 河川敷で畑仕事をしていた老人に伺いました。

「今は踏切のそばの線路の土手が、少しだけ広くなっているぐらいしか痕跡はありませんが、当時は、ちゃんと2両とかの電車が止まれる駅があったのですね。」

老人

「そうじゃ、ちゃんと木で組み立てられたホームがあっての、尻毛の部落から出征していく兵隊さんは、この駅から電車で行きんしゃった。」


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