現物教材 日本史6

原始・古代010 黒曜石セット                            |現物教材:目次:日本史 |

黒曜石の原石

黒曜石から作った槍先

加工に使う鹿の骨

 

旧石器時代・縄文時代の学習では、石器とはどのようなものかということについて具体的なイメージ持つことは意味があります。
 写真左は、北海道の白滝産の黒曜石の原石です。
 写真中は、原石から加工した槍先です。本当に鋭利で、優れもの利器です。このほかに、細石器の形に加工して、松ヤニで木にはめ込むという加工も面白いと思います。
 写真右は、加工に使う鹿の角です。ハンマーや押圧剥離の道具として使います。北海道のエゾシカの角です。

 高校の授業よりも、小学校・中学校の体験学習授業に向いているかもしれません。

 入手先は、株式会社 ジャパン通信情報センター です。ホームページがあり、オンラインショッピングができます。
 原石1キロで、1575円です。鹿角はちょっと高くて、10〜15pで2100円です


  〒169-0074東京都新宿区北新宿1-8-17  03-5337-4041
 ※ジャパン通信情報センターのホームページへ


原始・古代011 勾玉自作セット                               |現物教材:目次:日本史 |

原石。滑石という石です。

できあがった勾玉

 2001年5月の連休に、滋賀県の古墳博物館に行ったとき、勾玉作り体験教室というのがあって、子どもたちと一緒に挑戦しました。
 原料は中国産の滑石(かっせき)という石です。すべすべしていますが、水分を加えると簡単に削れて加工できます。
 最初は金属ヤスリでおおむね型を取り、あとは、耐水ペーパーヤスリで、少しずつ削っていきます。
 1時間ぐらいかけると、右の写真の勾玉ができあがります。

 これも、高校生と言うよりは、小・中学校むけかもしれません。
  その後調べたところ、千葉県富里市久能の勾玉工房Mogiという会社が、「勾玉作りセット」を発売していることが分かりました。

 原石・耐水サンドペーパー4枚、紐(ひも)1本、説明パンフレットがセットになっています。石の大きさによって、1号と2号があって、石の色は、緑・ピンク・灰色・白・クリーム・黒・黒ピンクまだらの7種類あるそうです。
 1号は500円、2号は700円となっています。(2002年7月現在)
 挑戦してみてください。

 〒286−0203千葉県印旛郡富里町久能238−100 勾玉工房Mogi 電話・FAX 0476−92−0658
  Email magatamakoubou@par.odn.ne.jp