ご存じ、縁起物商品の草分け、「キット　カット」です。右が通常のパッケージ、左がサクラをあしらった期間限定版です。
　この商品が縁起物商品となったのは、福岡県人の功績です。
　博多弁では、「キット　カット」は「きっと勝つとぉ（きっと勝つよ）」に似ていることから、受験生がお守りとして購入するようになり、これが口コミで広がったそうです。
　なるほど、わが岐阜県人には、「きっとかっと」は、無理して「きっと勝つ」と思えなくないですが、語呂合わせ的には、ちょっと無理があります。博多弁ならさもありなん。

　さる市場調査では、２００６年の受験シーズンでは、受験生の３０％が家族から、また２０％が友人からキットカットをプレゼントされ、受験生の３人に一人が試験会場に持参したといわれている、伝説の商品です。

　右は、２００５年１月にわが家で購入した、キットカットの付属商品、「キットカット合格マグカップ」です。五角形していてそれで「合格」です。
　この御利益があったせいか、この年の春、わが家は、次男Ｙが大学に、３男Ｄが高校に合格できました。めでたし、めでたし。

　コアラのマーチの季節限定版、「めざせ合格！コアラのマーチ」です。
　「コアラは寝てても木から落ちない」ということから、不合格にはならないおまじない商品というわけです。

　中には、いろいろな縁起のいいコアラが印刷されています。
　私が購入したパックには、１００点の答案用紙を持ったコアラ「１００点コアラ」が４匹いました。
　その他に、「サクラ咲くコアラ」「合格絵馬コアラ」「学業成就コアラ」などのデザインがいます。　

ロッテの　Ｔｏｐｐｏ　トッポ　の受験期間限定版、「めざせ合格　Ｔｏｐｐａ　Ｔｏｐｐａで突破」です。
　
　Ｔｏｋｙｏ　ＦＭの深夜番組　「ｓｃｈｏｏｌ　ｏｆ　ｌｏｃｋ」　と提携して、そこに寄せられた応援の言葉がパッケージの裏面を飾っています。
　
　私が購入したトッパには、「一人の時でも『独り』じゃない！」でした。　

　左は普通のポッキー、右は特別版「ポッキーでキッポー（吉報）　おまじないイングリッシュ」です。
　英会話のＮＯＶＡと提携して、中の２袋にそれぞれ英語が印刷してあります。
　私が購入したモノには、次のフレーズが書いてありました。

• Ｔｏｍｏｒｒｏｗ　ｉｓ　ａｎｏｔｈｅｒｅ　ｄａｙ．（明日は明日の風が吹く）
• Ｉｔ’ｓ　ｔｉｍｅ　ｔｏ　ｂｉｔｅ　ｔｈｅ　ｂｕｌｌｅｔ．（今こそ歯を食いしばって耐える時だ）

　森永のお馴染みチョコフレークです。これは、語呂合わせは簡単ですね。

　「チョコがサクサク！チョコフレーク　受験生がんばれ　フレー！フレー！サクサク桜サクヨ」です。

　名糖産業のぷくぷくたいです。
　そもそもが鯛というめでたいモノを扱っていますから、これは、縁起がいい商品です。
　この時期の限定版は、「絶鯛合格　ぷくぷくたい　応援します！受験生！七福神のおみくじ付き」です。
　中に入っていたおみくじは、私の場合、「満吉」。
　「追い風を受け、喜びに満ちたゴールはすぐそこ。宝船に乗った七福神が揃って君を大応援！頑張るのじゃ。」でした。
　こんな所で凶が出たら、どうなるのでしょう？

Ｋａｂａｙａ（かばや食品）の可愛いチョコレートは、「きみならできるさ！さくらさくさくぱんだ」です。
　合格パンダや神主ご祈祷パンダが合格を祈ってくれています。
　パッケージの裏面には、「さくさくマメ知識」というのがあって、「さくらさく・・・・合格を知らせる電報の言葉」という解説が載っています。
　そうですね、「サクラサク」という文句の電報を打つというのは、今の若者にはまったく経験のないことですね。

　チロルチョコからは、五円硬貨を形取った五円チョコが販売されており、これの受験期バージョンです。
　「合格にごえんがあるよ」の絵馬型パッケージのチョコレートです。
　裏面には、わざわざ、白紙の短冊が印刷されていて、その次に「・・・に合格できますように」となっています。
　つまり、短冊部分に東京大学とか書くと、これそのものが絵馬に早変わりです。

　江崎グリコのＧＡＢＡ。これもなかなか難しい語呂合わせです。
　右の黒いバージョンは、普通のＧＡＢＡ．
　左のい赤は、受験生応援用のＧＡＢＡです。
　右下にＮＯＶＡうさぎがいます。江崎グリコはポッキーもそうですが、ＮＯＶＡと提携して受験生を応援しています。
　そのキャッチフレーズは、ポッキーの場合は、「ポッキーはキッポウ＝吉報」でしたが、ＧＡＢＡの場合は、「ＧＡＢＡ（がんば）受験生」でした。つまり、間に「Ｎ」を入れて、「ＧＡＮＢＡ」です。
　ご苦労様です。