左の商品は、フィンランドの御菓子メーカー、Fazer社の商品です。
HPによれば、この会社は、Karl Fazer という人物が、1891年9月7日に、フィンランドの首都ヘルシンキで開業した、フランス・ロシア風カフェを起源としています。
Fazerは、1894年にはチョコレートの製造を始めました。
したがって、この会社は、現在まで、100年以上の歴史をもっていることになります。
この会社が、geishaというブランドのチョコレートの製造を始めたのは、1908年のことです。
この3年前、1905年には、日本海海戦が起こり、日露戦争が日本の「勝利」で終わっています。
それ以来、Fazerはチョコレートを始め、各種のGeishaブランドのお菓子を作り続けて、現在に至っています。
※Fazer社のホームページはこちらです。
本当は、Fazer社に、なぜgeishaをブランド名をしているのかを公式に尋ねたいところですが、HPにはe−mailアドレスが掲載されていませんので、今のところはできていません。
この会社は、ヨーロッパ各地に拠点を設け、菓子類の生産・販売を行っています。
Yahooの英語版で、「Fazer」を検索すると、ヨーロッパ各国のFazerが発見できます。
右の写真は、2004年3月に私が直接購入したGeishaブランドのお菓子です。左はチョコバー、右の真ん中は、ハッカ菓子です。
FazerのHPには、オンラインショッピングのサービスはありませんでした。
そこで、「Finnish Food Network」という、フィンランドの食品のオンラインショッピングサイトを見つけて、ここで購入しました。
またまた余談ですが、finish というよく知っている単語に、n をダブらせて、finnish
にすると「フィンランド」のという形容詞になるのですね。知りませんでした。(^.^)
※「Finnish Food Network
のサイトはこちらです。
価格は、チョコバーが1個1.45、ハッカ菓子は、0.70、そして板チョコが1.80です。
価格の単位は、もちろん、ユーロです。
それぞれ2個ずつですから、合計7.90ユーロの買い物です。支払いは、カードでやりました。
以前にアメリカkら商品を送ってもらう時、至急の航空便にしてえらい出費となった経験がありますので、今回は、エコノミーshippingにしました。
それでも、輸送料金に12.50ユーロもかかってしまい、本体より高くなってしまいました。
合計、20.40ユーロです。
クレジットカードの換算率は、1ユーロ=138.481円で、日本円にして、2825円の買い物でした。
しかし、届くまでの日数は意外と短く、3月7日に注文して、2週間後の3月22日には届きました。エコノミーshippingというのは、船便かと思っていましたが、そうではないようです。
いずれにしても、フィンランドの会社の商品をネットで購入して、僅か、2週間余で日本の岐阜の私のもとに届くなんて、奇跡的です。こんなことで驚くなんて、古い考え方でしょうか?
おもしろいのは、その梱包の箱です。
こういう時のために、自社製の梱包用の箱があるのかと思えば、そうではありません。
この箱は、携帯電話の箱です。
この製品の製造会社名は、右の上に水色で逆向きに印刷されています。
SIEMENS。
そうです。あのジーメンス事件のジーメンス社の携帯電話の箱でした。
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